三菱自動車工業の益子修社長は23日の決算発表の席上、2005年度の国内販売計画を前年度比で約1割多い25万3000台としたことを明らかにした。
1月28日に発表していた修正再生計画では22万4000台だったが、同計画よりは2万9000台の上方修正となる。下期にSUVの新モデル『アウトランダー』(『エアトレック』後継)と軽自動車の新モデル『i』を投入する効果を反映した。
益子社長は「既存車種だけでは計画に対して2万台強不足するが、その分は新モデルで補える」と述べ、2モデルで今年度内に2万台余りの販売を目指す考えを示した。
アウトランダーは今秋、軽自動車は06年初めに投入される予定。