
国交省が是正命令、不正の背景と今後を考察 トヨタの援護は?…ダイハツの不正を考える 後編【池田直渡の着眼大局】
前編では、ダイハツの不正問題に対し、第三者委員会の報告書を始めとする資料と、トヨタ、ダイハツ関係者に対して行った取材をベースに、ジャーナリストとしてユーザーの心配に答えるべく、状況の分析と説明、考察を行った。ここからは広く自動車業界に対して、「何故」と「どうするか」に関する話へと移る。
![国交省がダイハツに是正命令、「型式」取り消しは商用車3車種だけなのか?[新聞ウォッチ] 画像](/imgs/p/98Pt1Hwy4R8QR20udZ3fi35P30FKQkNERUZH/1971556.jpg)
国交省がダイハツに是正命令、「型式」取り消しは商用車3車種だけなのか?[新聞ウォッチ]
『タント』や『ミライース』などのユーザーからすれば、この先、新たな不正や処分が判明して「型式指定」取り消しの車種がさらに拡大するのか、どうかが気がかりだろう。

国交省がダイハツの不正に厳正対応---3車種の型式指定を取消し
特に悪質と認められた3車種、ダイハツ・グランマックス、トヨタ・タウンエース、マツダ・ボンゴ(トラックタイプ)については、型式指定の取消し手続きが開始された。
![ダイハツ不正問題、国交省も独自試験を実施---保安基準の検証[新聞ウォッチ] 画像](/imgs/p/98Pt1Hwy4R8QR20udZ3fi35P30FKQkNERUZH/1971095.jpg)
ダイハツ不正問題、国交省も独自試験を実施---保安基準の検証[新聞ウォッチ]
不安を感じながらダイハツ車のハンドルを握っている人たちは、一刻も早く検証の結果を知りたい気持ちもわからなくもない。

ユーザーは安心して車に乗れるのか?…ダイハツの不正を考える 前編【池田直渡の着眼大局】
2023年12月20日、ダイハツが指名した第三者委員会が、説明会を開催し、ダイハツの新たな不正が明らかになった。4月28日にダイハツが発表した不正行為を受けて発足した第三者委員会の8ヶ月にわたる追加調査によって発覚した新たな内容の発表だ。

ダイハツの去就はどうなる? 新車販売台数の発表も…有料会員記事ランキング
今週(1月4~10日)のプレミアム会員向け記事=ビジネス、キーパーソンインタビュー、人事情報に関する記事について、アクセス数を元に独自ポイントで集計したランキング。

ダイハツ工業・人事情報 2024年1月1日付
ダイハツ工業(本社:大阪府池田市、代表取締役社長:奥平 総一郎)は、2024年1月1日付の幹部職の昇格・人事異動について下記の通り発表しました。

【株価】スズキが大幅続伸、ダイハツの生産停止で再度思惑買い入る
28日の日経平均株価は前日比141円62銭安の3万3539円62銭と反落。為替円高が重しとなり、輸出関連株に売りが先行。その一方で、アジア市場の堅調、米株価指数先物の堅調な動きを受け、下げ幅を縮小した。

ダイハツ、国内外生産・販売で前年実績下回る…不正影響さらに拡大か 2023年11月実績
12月27日、ダイハツ工業は2023年11月の生産・販売・輸出実績を発表。国内外での生産と販売が前年同月実績を下回ったと発表した。ダイハツは不正を受けて国内外で生産を停止しており、今後さらに影響は拡大するとみられる。

ダイハツがインドネシアで出荷再開…当局と現地生産車の品質や安全性に問題ないことを確認
ダイハツ工業(Daihatsu)のインドネシア子会社のアストラ・ダイハツ・モーターは、インドネシア向け車両の出荷を再開した。インドネシアで製造・販売する全てのダイハツ車について、品質や安全性に問題がないことを、現地当局と確認した、としている。