2001年11月に発売以来、全世界で600万台を超える大ヒットとなっている『iPod』。記録メディアにHDDを使ったことで、所蔵しているCDのほとんど、あるいはすべてを収録することができ、それがいつでもどこでも楽しめるかつてない音楽の楽しみ方を提供した。これがiPodが大ヒットした最大の理由だ。
2005年、デジタル市場の幕開けは『iPod』(アイポッド)というフレーズで満ちあふれていた。プレミアムブランドを有する自動車メーカーを中心に、iPodは「お墨付き」をもらった格好だ。
例年、東京オートサロンでは、派手なパフォーマンスで群を抜いているアルパインのブース。発表されたばかりの2005年モデルをズラリと勢揃いさせ、iPodコントロールのデモも展開するなど、新商品の魅力が存分に理解できる内容だ。
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パイオニアブースには今回様々なデモカーが用意されているが、その中でも異色中の異色の存在といえるのが、ランボルギーニ『ガヤルド』のデモカーだろう。オーディオデモなので、わずかな時間ではあるが運転席のシートに座ることもできる。
イクリプスのブースでは、自慢のAVNに加え、イクリプスとサウンドモニターのオーディオを展示。ここで目立つのは二つあって、ひとつはズラリと勢揃いしたコンパニオン達と、AVNとサウンドモニターを組み合わせたシステムを搭載したトヨタ『スープラ』である。
パイオニア/カロッツェリアは、自社のコンセプトである『AVファウンデーション』を前面に押し出した展開。商品別にデモカーを用意し、実機の展示もカーAVにふさわしい組み合わせで実際に触れるように用意がされていた。
アルパインは東京オートサロンの会場で、iPod専用アダプター『KCA-420i』と組み合わせることで、iPodをコントロールできるヘッドユニット4機種を展示している。すべてのモデルがディスプレーされており、実際にその操作感を確かめることができる。
三洋電機は昨年より北米市場に、ポータブル一体型DVDナビを投入した。しかし思うような販売実績を残すことはできなかった。そこで、三洋が今年のモデル『NV-E7500』で目指すのは1000ドルも可能な価格展開だ。
アルパインは、手軽に純正スピーカーと交換装着できる本格的な車載用エントリーカスタムスピーカーの新シリーズを2月上旬から発売する。