アップル『iPod』はじめ“メモリーオーディオ”の市場拡大に伴い、自動車内において音楽を聴く環境も変化しつつある。オートバックスグループは、2月下旬より人気メーカー商品、およそ50アイテムの販売を開始する。
20日に発表された日産『ノート』には、昨年9月に発表した『ティーダ』以降の新型車から純正(ファクトリー)オプションとして設定している『カーウイングス&ブルートゥース対応DVDナビ』が引き続き装着されている。
パイオニアは、カロッツェリアのカーオーディオ12機種を2月上旬から3月下旬にかけて発売すると発表した。
パイオニアは、高品質なナビゲーション機能とAV機能を充実したカロッツェリア『HDDサイバーナビHappy Line』を2月中旬から発売すると発表した。
三洋電機は、HDDタイプのポータブルナビゲーション「HD・ゴリラ」の新製品を発表した。HDDの容量を30GB(ギガバイト)にアップした。2月10日からの発売で、月間7000台を生産する。
2003年にブレイクし、2004年には『iPod mini』。そして新年早々に『iPodシャッフル』の出現と、あたかもホップ・ステップ・ジャンプのように大飛躍間違いナシなのがアップルの『iPod』。
景気は回復に向かっているというが、まだまだ不景気を強く感じる昨今、クルマを買い換えるまでの期間は徐々に延びている。バブル経済絶頂期のころは「モデルチェンジごとに買い替え」という人も多かったが、今は5-6年の所有が一般的になっている。
アップル『iPod』とカーオーディオを連携するインターフェイスユニットはパイオニアやケンウッド、そして昨年のCESで最初に発表して話題を呼んだアルパインまでが展示を行い、まさにiPodなしにオーディオを語れない、アメリカにおけるiPodの高い普及がうかがえる。
カーオーディオをクルマに取り付けるとき、誰もがその取り付け状態が気になるところだろう。コンソールにさり気なくたたずませたり、あるいは「ここにあり!」とばかりにその存在をアピールする取り付け方など、それはユーザーの好み次第。そんななかで、『CDA-9855J』が備えた512色ものイルミ機能は気になる存在だ。
ところでiPodには『クリックホイール』と呼ばれる優れたオペレーション機能が採用されている。この操作感はiPodの要といってもよく、多くのライバル機が登場するなかでいまだに一歩先を行く機能であることは間違いない。そんな操作系に慣れた人にも自由に使いこなせるようにと、『CDA-9855J』には『Glide Touch(グライドタッチ)』と呼ばれるオペレーション機能を採用している。