GARMINの大きな特徴はシンプルで使いやすいことであり、それは機能が大幅に増えたnuvi205Wでも変わらない。インターフェースは明快で、ごく普通に目的地を検索し、ガイドさせるだけなら説明書を読む必要はまったくない。
Microsoft Car Navigation Dayの最後には、カーナビ向けに提供されているサービスの実例として、メディアクリックの大田育生氏による同社の音楽配信サービスの紹介が行われた。
Windows Embedded CEのパートナー紹介事例では、富士通ソフトウェアテクノロジーズの杉本拓也氏が、PND開発の実際について紹介した。
「Microsoft Car Navigation Day 2008」の午後の部では、Windows Embedded CE によるPND開発の現状などに関するセッションを行った。
ゼンリンデータコムとサイバードは、2日から12月下旬まで、NTTドコモの「iモード」で提供している地図情報提供サービス「ゼンリン地図+ナビ」、EZwebとYahoo!ケータイ」に提供している「ゼンリンいつもナビ」に、「イルミネーション特集」を提供すると発表した。
ハンディGPSのナンバーワンメーカーであるGARMINが、日本市場に投入した新型PNDがnuvi205Wだ。ワンセグ・バックカメラ対応など多機能化を果たしたnuvi900とは対照的に、ナビの基本機能に絞ってパワーアップを果たした、GARMINらしい作りの新型ナビといえる。
今回は、主に日本のカーナビメーカー向けに開発されている車載プラットフォーム「Windows Automotive」のHMIツール「AUIF」、および起動高速化やエラーリカバリ最適化を実現する「Ready Guard」を紹介した2つのセッションについてレポートする。
携帯電話業界はどのように変化していくのか。市場活性化に今、何が必要なのか。今後のトレンドと、将来に向けて注目となる自動車分野を含めた新規ビジネス領域とは? 通信・ITSジャーナリストの神尾寿氏が、09年を迎えて起こる「携帯電話ビジネスの今後」を分析・論評する。
「Windows CE Core」をベースとする組込みOS製品のなかで、欧米の自動車メーカー向けに開発されている車載プラットフォームが「Microsoft Auto」だ。「Microsoft Auto 3.0」はメディア接続やBluetoothを初めとして、多様な接続をサポートしているのが特徴だ。
メルセデスベンツのブースで大いに興味を抱いたのが『myCOMAND』と呼ばれる独自のテレマティクスシステムだった。