インターナビ リアルナビゲーション・ゲーム、その狙いは

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インターナビが持つ“情報”の価値をどう認知させるか

27日、東京ドームシティ ラクーアで、全身黒タイツの「インターナビマン」をケータイ/PCでナビゲートする「リアルナビゲーション・ゲーム」が実施された。このユニークなイベントをおこなったきっかけと狙いについて、本田技研工業の日本営業本部宣伝販促部商品ブロック主任、宮島浩一氏に話を聞いた。

「ホンダのインターナビは、通常のナビ機能に“情報”という性能が加わることにより目的地により早く、正確にたどり着けるナビです。その“情報”の元になるのはお客様の膨大な量の走行データであり、実はお客様同士が走行データ情報をお互いに共有しあうことで助け合っているのです」

ホンダのインターナビは、実際に走行している車両の走行統計情報(フローティングカー情報)をリアルタイム集計してインターナビ端末に配信し最適なルートを案内する「インターナビVICS」をいち早く導入したことで知られる。しかし、宮島氏が「目に見えない“情報”の価値を伝えることは非常に難しい壁がある」と語るように、フローティングカーに代表される情報の価値は、使ったことがない人にとってはいまひとつ分かりづらいのも確かだ。

「“ならば、目に見える形に変えて、お客様に体感していただこう”という趣旨のもと今回のイベントを実施する運びとなりました」

◆可視化コンテンツ“INTERNAVI REALIZATION“の第3弾

2009年1月、ホンダでは「INTERNAVI REALIZATION」と題したスペシャルサイトを公開した。

「インターナビ・プレミアムクラブは、単なるカーナビゲーション機能だけではなく、渋滞や天気、あるいは災害など、さまざまな情報をトータルに提供するサービスです。INTERNAVI REALIZATIONでは、そのサービス内容や先進技術を様々な方向から目に見える(可視化)コンテンツを提供し、多くの人に楽しんで頂きながらインターナビのサービスを知っていただくことを目的としています」

このINTERNAVI REALIZATION、第1弾としてフローティングカーデータを可視化した「NUERON ROAD」を、また第2弾としてカーナビとともにドライブする気持ち良さを表現した「DRIVELAPSE」をすでに公開済み。今回のリアルナビゲーション・ゲームは可視化コンテンツの第3弾にあたる。

「現実世界でナビゲーションする体験を通じてインターナビを可視化させるアプローチとして、イベント会場やINTERNAVI REALIZATIONサイトで参加いただく人がインターナビの役割を担う、というインタラクティブな体験型のイベントを実施しました。WEBや携帯電話など、ネットワークを通じて参加できるこのようなアプローチは、他ではあまりないと思っています」(宮島氏)。

リアルナビゲーション・ゲームの舞台にラクーアを選んだ理由については、「幅広い年齢の方々に体験してもらいたかったので、そういう人が集まりやすい場所ということで、ラクーアを選びました」とのこと。実際、春休みということで会場には家族連れや若者がケータイを片手にインターナビマンをナビゲートする光景が多く見られた。それだけに今回のイベントは一日限りというのが惜しいところだが、第4弾のINTERNAVI REALIZATIONに期待したい。

《北島友和》

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