JA共済連は11月12日、スマートフォン用アプリ「JA共済アプリ」に新機能「交通安全マップ」を導入したと発表した。ゼンリンデータコムの「Area Marker」(エリアマーカー)を活用している。
「交通安全マップ」は、全国各地で発生した過去の交通事故データを地図上にわかりやすく表示することで、各地域における危険箇所や事故傾向を把握・分析できる情報提供ツール。生活圏内に潜む危険を認識し、交通事故を自分ごととして感じてもらうことで、児童の登下校時における交通事故の未然防止、並びに地域住民の交通安全意識の向上に資することを目的としている。
本システムはJA共済連が2025年9月からWeb上で公開を開始していたが、Web版は学校や自治体などで開催される交通安全教室での活用、小学生を対象とした家庭内・教育現場における交通安全指導等の交通安全教育で活用してもらうことを想定し、PCやタブレットでの使用に最適化したシステムになっていた。
Area Markerを活用して開発したアプリ版は、手軽に日常の交通安全対策に利用してもらうことを目的としており、JA共済アプリを活用したスマートフォンによる日常使いに最適化したシステムとなっている。




