道路システム高度化推進機構(ORSE)は、ETCの普及を促進するために国や地方公共団体等が実施するモニター等へのETC車載器の設置を支援する事業に関して、リースと助成の手続きを取り扱う「ETC車載器助成取扱事業者」を募集している。
カロッツェリア『HDDサイバーナビ』が5月7日フルモデルチェンジを行った。今回の目玉は、ドライバー一人ひとりの志向に合わせた『エージェント機能』を持たせたことにある。パイオニアによれば、「カーナビが情報と現況を解釈する意志を持ち、ドライバーの意識を超えて機能する。そしてカーナビ機能にとどまらず、AV機能までも取り仕切る」ということだ。
国土交通省は、地方整備局や国道事務所などが運営するホームページのアクセス数を、道路行政の成果を表す指標として採用する。これにより各出先機関の情報公開を促し、道路行政の透明性を高める。ちなみに2002年度の年間アクセス件数は、国土交通省、地方整備局、国道事務所あわせて1546万件。
ITS(高度道路交通システム)ジャパンは、6月13日に『年次総会シンポジウム』を東京国際フォーラムで開く。『日本・100年の転換戦略〜ITによる突破』と題した講演のほか、バスや物流業界の取り組み事例などを紹介。『テレマティクスはこう変わる』をテーマに、トヨタ自動車やKDDI幹部、ジャーナリストによるパネルディスカッションも予定。
トヨタ自動車は、6日マイナーチェンジして発売した『エスティマ』に、新情報ネットワークサービス「G-BOOK」対応のカーナビをオプション設定した。また世界で初めてとなる、車両前方直下の状況を表示する、新型のブラインドコーナーモニターを新設定するなど、先進装備を充実させた。
国土交通省と関係道路公団らは、ETC車載器の普及に向けて、1台あたり5000円を補助する方針を固めた。夏休みの行楽シーズンまでに実施する方針だ。補助の購入対象は約50万台分。
国土交通省は近く、ASV(先進安全自動車)技術に関する認定制度を設ける方針だ。ASV技術による安全装置は、従来のエアバッグやABSなどと異なり、機能や動作領域が複合的に働く。このため、一般の消費者にASV技術がわかりにくい。
道路システム高度化推進機構(ORSE)によると、ETC車載器のセットアップ累計台数が、4月末で90万台を突破した。3月末には81万台だったので、2カ月連続でセットアップ月計が9万台を突破したことになる。
国土交通省は4月30日、道路管理用光ファイバーを収める「情報BOX」の整備状況を発表した。同省は直轄国道を中心に光ファイバーの整備を進めており、2003年度予算を含めて延長約1万7500kmを整備する予定。
カロッツェリアの通信型ナビ『AirNavi』は、地図データを含む様々な情報をダウンロードして利用するカーナビ。今度は宿泊予約サービスなどで知られる「旅の窓口」との提携により、全国約1万件以上の宿泊施設を対象に、地図、目的地、現在地周辺から検索・予約可能となった。