クルマとクルマとを直接ワイヤレス通信で繋ぐ車車間通信は、クルマ同士の情報共有と安全確保の通信技術として期待されている。インターネットITS協議会「03合同実験発表会」において、伊藤忠商事が「車車間通信技術 メッシュネットワーク」の公開実験を行った。
国土交通省道路局は、2月27日から3月4日までのETCの利用状況を発表。それによると、ETCの利用状況は全国平均で15.5%、台数にすると1日平均約108万3300台のクルマがETCを利用している。
ETCプラザによると、16日21時から17日8時までシステムの機能強化作業のため、前払割引受付システムを停止する。その間、ユーザー登録、前払金の支払い、照合等の会員向けサービスが利用できなくなる。
国土交通省は9日、ETCを応用した駐車場料金精算サービスの実証実験を12日に愛知県で行うと発表した。ETCカードのほか、汎用のICカード情報も読み書きできる車載器(松下グループ製)を試作、今回は駐車場の決済サービスに応用する。
あいおい損保は4日、トヨタのテレマティクスサービス『G-BOOK』と連動した自動車保険の新商品『PAYD』(ペイド)を4月1日始期契約分より販売開始する。車載端末経由で得た走行距離に応じて保険料が決まり、走行距離が少ない場合はその分だけ安くなる。
産業技術総合研究所は、一般ドライバー100人の運転行動データベースを構築したと発表した。自動車メーカーなどによる運転支援システムの開発用に、2004年度から有償でデータの貸し出しを行う。
道路システム高度化推進機構(ORSE)によると、2月末現在でのETC車載器のセットアップ累計台数が250万台を突破、251万4450台となった。
名古屋高速道路公社の一部の料金所でETC前払いの利用状況の確認がシステム調整のため3月15日まで不可能になっている
首都高速道路公団が2003年11月28日から04年3月1日までの期間で実施していた首都高での夜間割引社会実験で、割引時間帯でのETC車の利用が1日あたり約4900台(約18%)増加した。
道路システム高度化推進機構(ORSE)は1日、ETC(ノンストップ自動料金収受システム)車載器のモニター・リース等支援制度の2月受け付け分が15万2814件になった、と発表した。