JH日本道路公団は、1月11日から始まるETCの通勤割引と早朝夜間割引について再度告知した。指定された時間に利用すれば、いずれも通行料金が50%も割引となるおいしい制度だ。
阪神高速道路の料金所6カ所で、13日15時よりETC無線通行が可能となる。新たに利用可能となる料金所は、1号環状線・四つ橋料金所、3号神戸線・湊川西行料金所、17号西大阪線・北津守入口と出口料金所、大正西入口・出口料金所の6カ所。
2004年10月に愛知県名古屋市で開催された「ITS世界会議愛知・名古屋2004」の報告会が、東京都港区虎ノ門にある日本消防会館で2月1日10:15−15:50に開催される。主催はITSジャパン。
JH日本道路公団によると、年末年始(2004年12月23日−2005年1月4日)の高速道路は、ETC普及により料金所渋滞が緩和された。期間中のETCの利用率は24%(約118万台/日)と昨年の同時期に比べ約2.2倍になった。
04年末(12月24日−30日)のETCの利用状況と普及状況を国土交通省が発表した。ETCの利用率は、全国平均と日本道路公団が同じ値で25.6%、首都高速道路公団が29.4%、阪神高速道路公団が19.6%、本四連絡橋公団が30.5%。
04年12月末現在のセットアップ台数を道路システム高度化推進機構(ORSE)が発表した。それによると、12月の1カ月間で46万2624台のETCがセットアップされた。累計では493万9876台。1月の早い時期に500万台を突破するのは確実。
ヨーロッパのトップ6の自動車メーカー、ダイムラークライスラー、BMWグループ、フィアット、ルノー、フォルクスワーゲン、アウディは、「車両間コミュニケーション・コンソーシアム「C2C CC」を結成したと発表した。
大阪商工会議所運輸部会では、2005年2月7日14:00−15:30に「自動車ITS(高度道路交通システム)革命」(仮題)の講演会を大阪商工会議所にて開催する。講師は、通信・ITSジャーナリストの神尾寿氏を予定。
国土交通省から24日、二輪車ETCの思考運用の予定が発表された。2005年2月に、プロドライバーを対象としたモニターの募集を行い、4月下旬までには首都圏を対象にプロドライバーによる試行運用を始める予定だ。
社会経済生産性本部は22日、ITSに関する提言を公表した。ITS市場が思うように成長しない原因を「技術開発が先行してニーズが軽視されてきた」などと分析、「発想の大転換を図るべき」と提唱した。