日本自動車研究所は、25日から愛知県で開幕する愛知万愛・地球博博の期間中、会場周辺や名古屋市内の駐車場で、ITS自動決済システムの実証実験を開始すると発表した。
ITS自動決済システムは、ETCで使われている無線通信技術のDSRCと車載器、ICクレジットカードを利用して駐車料金や給油代金などをクレジット決済するもので、2006年の実用化を目指して研究中だ。
実証実験では、駐車場全19カ所に合計40基の路側機を設置し、モニター車両がICカードで自動決済するというキャッシュレス決済をドライバーや駐車場事業者に体験してもらう。