豊田合成は、愛知県瀬戸市に内外装部品を生産する新工場を建設する」と発表した。第1期から第3期まで分けて工場を建設する計画で、投資額は第1期分が約28億円。
新工場は、内外装部品(機巧品などを中心)の受注量増加に対応して、生産能力を増強するとともに、生産体制の再編、物流の効率化をねらいに設立する。
新工場は愛知県瀬戸市惣作町に建設、自動車内装部品のインストルメントパネル、コンソールボックス、グローブボックスなどを生産する。工場の敷地面積は約4万5500平方メートルで、工場は2007年4月から稼動する予定の第1期が約2万3000平方メートル、2008年末稼動予定の第2期が約8500平方メートル、2009年末稼動予定の第3期が約1万4000平方メートル。
工場の建屋は愛知万博(愛・地球博)パビリオンの建築材を再利用して環境に配慮すると、している。
第1期で人員は100人程度、売上高48億円を目指し、第3期までに人員を270人に増やし、売上高140億円を計画している。