国土交通省は4日、六本木ヒルズで「スマートプレートセミナー」を開催した。スマートプレートはICチップを埋め込んだ電子ナンバープレート。車両識別のため車両諸元や車検証のデータなどが記載され、ITS(高度道路交通システム)社会実現のための、基盤技術とされている。
道路システム高度化推進機構(ORSE)が1月末現在のETCのセットアップ状況を発表した。それによると、セットアップ台数は34万5205台、累計は528万5081台だった。前月に比べて、約12万台ダウンした。
1月21日夕刻、阪神高速道路公団のETC機器に障害が発生、前払い割引サービスのウェブを含む利用明細表示ができない状態が続いていたが、1月31日に復旧した。公団では請求には影響がないと発表している。
GMはセーフティ装備の充実を目標に、2010年までにテレマティックシステムのオンスターとスタビリティコントロールを全車に標準装備する予定であることを明らかにした。
首都高速道路公団は、現在行われている首都高速ETC前払い割引の「利用に応じた積み増し(期間限定)」をETC利用促進割引に移行すると発表した。
2005年4月から二輪車のETCの試行運用の実施が予定されており、ETC車載器の調達について、供給者(車載機メーカー)を公募する旨、道路新産業開発機構より発表があった。それによると、試行運用に調達される二輪車用ETC車載器は5000台程度。
CEVシェアリングは、2月1日から東京都新宿副都心地区においてITSを活用した無人貸出・返却システムによるカーシェアリング事業を新たに開始する。
デンソーは、OEM供給を含むETC車載器の累計出荷台数が日本で初めて200万台を達成したと発表した。同社は2001年3月からETCの出荷を開始してから、常に累計出荷台数でトップシェアを維持してきた。
首都高速道路公団では、ETC普及促進キャンペーンを次々と展開している。ETC利用促進割引(期間限定)を4月1日から導入、「首都高ETCモニター料金半額プレゼント」の受付期限を延長、ワンストップサービスを川口PAでも行う、など。
首都高速道路公団・阪神高速道路公団では、1月31日をもって全ての回数券の販売を停止する。旧デザイン(04年7月2日以前に発行されたもの)の回数券も、同じく1月31日で利用停止、現行デザイン回数券(04年7月2日から発行)は、7月31日限りで利用停止となる。