スマートウェイ推進会議が提言「ITS、セカンドステージへ」--フォローアップ2005--のパンフレットをホームページ上に掲載した。
首都高速道路は、兜町駐車場でETCワンストップサービスを開始する。申し込み受付からETC車載器取付とセットアップ、ETCカード発行まで約90分でできる便利なサービス。帰省などで高速道路を使う予定があるなら、このサービスの利用を検討しよう。
トヨタ自動車は、テレマティクスサービス「G-BOOK」、「G-BOOK ALPHA」のDCMプラン契約者、とレクサス専用テレマティクスサービス「G-Link」の契約者に対するサービスとして、車両盗難や車上荒らしによる被害、エアバッグの作動を伴う事故が発生した場合に見舞い金を支給する制度を、2006年1月から開始すると発表した。
西日本高速道路中国支社は、女性限定「私のETC体験談」を募集中。テーマは3種類:(1)ETCで便利に感じた・得した・失敗した体験談・エピソード、(2)私の薦めるお得なETC割引活用術、(3)その他ETCに関する意見等なんでも、になっている。
伊予鉄グループの取り組みで注目なのは、公共交通のIT化・利便性の向上により、クルマ依存社会から脱して、「クルマ共生社会」への模索をしている点である。モータリゼーションは一方で「負の側面」がある。
伊予鉄グループの非接触ICシステム導入でもうひとつ注目なのが、サービス開始時から、おサイフケータイ対応を打ち出したことだ。おサイフケータイと公共交通のと組み合わせとしては、日本初の事例は伊予鉄になる。
伊予鉄グループも当初は、利用者減少に料金値上げで対応し、さらに利用者減少を招く負のスパイラルに陥っていた。しかし2001年、伊予鉄グループは「サービス向上」に方針を転じる。
伊予鉄グループの取り組みを知る上で欠かせないのが、地方の公共交通システムと経済の密接な関わりである。モータリゼーション以降、マイカー所有率が上昇し、交通システムにおけるクルマ依存度が高くなっている。
2005年8月23日、愛媛県の伊予鉄グループが非接触IC FeliCaを採用した「ICい〜カード」と、おサイフケータイ対応の「モバイルい〜カード」のサービスをスタートした。このサービスは鉄道・路面電車・バス・タクシーを網羅的に利用できる全国初の画期的な非接触ICシステムであり、公共交通の使い勝手を飛躍的に高めるものだ。
新社会システム総合研究所とIRIコマース&テクノロジーの両社は12月20日、東京都内の明治記念館において、おサイフケータイをキーとした地域ITSの実例を検証するセミナーを開催する。