優勝は今季6勝目のミハエル・シューマッハ、2位にはルーベンス・バリケロが入り、フェラーリ今季4度目の1-2フィニッシュ。急逝したフィアット会長ウンベルト・アニエリ氏に追悼の意を表すためにシャンペン・ファイトは自粛された。
1:M. シューマッハ(フェラーリ)/2:バリケロ(フェラーリ)/3:バトン(B・A・R・ホンダ)/4:トゥルーリ(ルノー)/5:アロンソ(ルノー)/6:フィジケラ(ザウバー)/7:ウェーバー(ジャガー)/8:モントーヤ(ウィリアムズ)
F1ヨーロッパGP予選で29日、B・A・R・ホンダの佐藤琢磨がミハエル・シューマッハ(フェラーリ)に次ぐ2番手タイムを記録し、日本人初となるフロントロウを獲得した。
ドイツで行われるもう一つのグランプリとなるヨーロッパGP。かつては全長22kmの怪物コースだったニュルブルクリンクも、幾度の改修を経て現在の姿に至った。
モナコGP中、トンネルで周回遅れのラルフ・シューマッハ(ウィリアムズ)と接触し、表彰台の望みが潰れたルノーのフェルナンド・アロンソ。
26日、WRCキプロスラリーについてFIA審査委員会は、プジョー「307WRC」に取り付けられていたウォーターポンプが規格外であるとして、マーカス・グロンホルム(暫定優勝)とハリ・ロバンペラ(同5位)を失格とした。セバスチァン・ローブ(シトロエン・クサラWRC)が繰り上げ優勝。
今シーズン、フェラーリの強さの秘密は燃料にあるという。フェラーリは特製の軽量燃料を開発しているため、最初のスティントでライバルチームよりも長く走れるというのだ。一説には他チームの8ラップ分に相当する燃料と同じ重量で10ラップ走行が可能とのこと。
モナコGP序盤でものすごい量の白煙を吹き上げ、ジャンカルロ・フィジケラ(ザウバー)やデイビッド・クルサード(マクラーレン)らを事故に巻き込んだ佐藤琢磨のホンダ・エンジン。
長年に渡りウィリアムズのテクニカルディレクターを努めてきたパトリック・ヘッドが辞任することが明らかになった。後任には現在チーフ・オペレーション・エンジニアを努めるサム・マイケルが就任。
日曜日に開催されたF1モナコ・グランプリでは、ジャガー・チームが、12月に公開予定のハリウッド映画『オーシャンズ12』を、チームをあげて宣伝に勤めた。