シルバーストーンとモンツァに分かれてテストを実施中のB・A・R・ホンダ。2日のシルバーストーンでは参加8チーム12ドライバー中、佐藤琢磨がトップ。
マーク・ウェーバーと並んで、2005年ウィリアムズのドライバーとして名前の挙がってきているザウバーのジャンカルロ・フィジケラ。だがペーター・ザウバー代表は、「フェラーリからオファーがない限り、ザウバーに残留すべき」だと主張する。
今シーズン、7戦で4ポイントとあまり波に乗れていないトヨタ。現在はテクニカルディレクター、マイク・ガスコイン指揮の下、「TF104」の「Bスペック」の開発に余念がない。
ヨーロッパGPでバリケロ(フェラーリ)のオーバーテイクに失敗し、表彰台のチャンスを逃したB・A・R・ホンダの佐藤琢磨。レース後に「アマチュアなやり方」とバリケロから批判を受けたが、リチャーズ代表は「F1には琢磨が必要」と擁護している。
ジャガー・レーシングのタイトルスポンサーを務めるHSBCは、来季は同チームへのスポンサードを継続しない考え。フォードからのサポートも見通しは暗い上に、いまやスタードライバーとなったウェーバーも移籍の可能性も高いとあって、ジャガーの2005年はこれまで以上に困難なシーズンとなりそう。
シルバーストーンでテスト実施中の各チーム。火曜日にはマクラーレン・メルセデスが「MP4-19B」を初めてサーキットでテスト。ルノーのフェルナンド・アロンソに次ぐ2位タイムを記録するなどまずまずのデビューとなった。
モナコGPでは兄ミハエルに、続くヨーロッパGPでは弟ラルフと接触事故を起こし、相手をリタイアに追い込んだウィリアムズのファン・モントーヤ。度重なるアクシデントにシューマッハ兄弟の母国ドイツのマスコミからは厳しい批判が聞こえている。
何かと批判の多い現在の予選方式が7月シルバーストーンからにでも改められることが決定した。ニュルブルクリンクで会合を開いたチーム代表らは新予選方式に合意。6月30日のFIA世界モータースポーツ会議で了承され次第、新システムが運行される。
ヨーロッパGP表彰台は確実と思われた矢先の接触、そしてリタイアと残念な結果に終わった佐藤琢磨がレース後感想を語った。「エンジントラブルでレースを終えたことに、非常にがっかりしている」……
30日、世界最大級のモータースポーツイベント、インディ500(500マイル=800km)決勝が開催され、ホンダ「インディV8」エンジン搭載のバディ・ライス(レイホール・レターマン・レーシング)が優勝。