F1モナコGP決勝、7番グリッドからのスタートながら、スタートでフェラーリ2台とキミ・ライコネン(マクラーレン)を抜き4位に順位を上げたB・A・R・ホンダの佐藤琢磨。その直後にエンジンが白煙を上げリタイアとなった。
セーフティーカー先導中にトンネルの中で追突され、6連勝達成ならなかったミハエル・シューマッハがアクシデントについて語った。「今日起こったことはまさに『最悪』だよ」
1:トヨタ・スープラGT(立川/荒)/2:トヨタ・スープラGT(織戸/シュワガー)/3:トヨタ・スープラGT(コートニー/片岡)/4:ホンダNSX(松田/ロッテラー)/5:トヨタ・スープラGT(服部/脇阪)/6:日産フェアレディZ(金石/コマス)
1997年にデビューし、8年目にしてやっと念願の初優勝を手にしたルノーのヤルノ・トゥルーリがその喜びを語った。「初めてのポール、そして初優勝を共にここモナコで達成することができた。最高の気分だよ」
1:トゥルーリ(ルノー)/2:バトン(B・A・R・ホンダ)/3:バリケロ(フェラーリ)/4:モントーヤ(ウィリアムズ)/5:マッサ(ザウバー)/6:ダマッタ(トヨタ)/7:ハイドフェルド(ジョーダン)/8:パニス(トヨタ)
ポールポジションからスタートしてトップを走行するヤルノ・トゥルーリ(ルノー)をジェンソン・バトン(B・A・R・ホンダ)が最後まで激しく追い上げる展開となったが、トゥルーリが守りきって優勝。
1:トゥルーリ(ルノー)/2:R. シューマッハ(ウィリアムズ)/3:バトン(B・A・R・ホンダ)/4:アロンソ(ルノー)/5:M シューマッハ(フェラーリ)/6:ライコネン(マクラーレン)/7:バリケロ(フェラーリ)/8:佐藤琢磨(B・A・R・ホンダ)
世界一有名なグランプリ会場モナコ。地中海に面した南フランスに位置する小国モナコ公国の市街地を利用した公道サーキットで行われるグランプリは見所充分。昨年は予選、決勝ともウィリアムズ勢が制し、怒濤の巻き返しの起点となった。
昨年のモナコGPでポールシッターとなったウィリアムズのラルフ・シューマッハ。ところが初日のフリープラクティス1回目でBMWエンジンの載せ替えを行ったため、予選での10グリッド降格ペナルティを受けることは決定的。
木曜日に開幕したモナコGP。初日のフリープラクティスでは2度のセッションともシューマッハ(フェラーリ)が制したが、それに続く速さを見せたのがB・A・R・ホンダ。1回目のセッションでは佐藤琢磨が2位、2回目のセッションではテストドライバーのデビッドソンがフェラーリの間に入る2位。