2日の午後、メルボルン市内のストリートに何千人ものオーストラリア人が詰めかけた。お目当てはF1マシンのパレード。そしてパレードの目玉は当然として母国出身のドライバー、マーク・ウェーバーで、彼はオープンカーに乗ってパレードに華を添えた。
1日、凍えるような寒さの中、フェラーリが新「F2005」シャシーのトラックデビューをムジェッロで行った。チームのオフィシャルテストドライバーであるルカ・バドエルがこの最初のドライビングを担当。全長5.245kmのサーキットを計61ラップをこなした。
フォードのWRC(世界ラリー選手権)チームのBP-フォード・ワールド・ラリー・チームは、ドライバーのロマン・クレスタのコドライバーとして12年間活躍してきたチェコ出身のヤン・トマネクが、健康上の理由から急遽活動を休止すると発表した。
スバルワールドラリーチーム(SWRT)は2月28日、スバル、スバルテクニカインターナショナル(STI)の3者で共同開発した新型WRカー、「インプレッサWRC2005」を、3月11日から始まるラリーメキシコでデビューさせると発表した。
開幕戦を今週末に控え、ドライバー間の牽制も激しさを増している。このところ目立つのがミハエル・シューマッハ(フェラーリ)対ジェンソン・バトン(B・A・R・ホンダ)の戦い。先制攻撃に出たのはBBCラジオに出演したバトン。
2005年開幕戦となるオーストラリアGPがマクラーレンでのデビュー戦となるフアン・モントーヤ。開幕戦に掛ける意気込みは例年以上に高いようだ。「今年のオーストラリアGPは僕にとってより特別な存在」とモトーヤ。
新しい富士スピードウェイのメインスタンドは約2万2000席。いわゆる“長ベンチ”ではなく、各席が独立した椅子席となった。椅子と椅子の間には、カップホルダーも設置されている。
新装なった富士スピードウェイはじめ“ティルケ・サーキット”のひとつの特徴は、マレーシア・セパンなどのような広いコース幅にある。富士のコース幅も15-25mが確保されており、ホイール・トゥ・ホイールのバトルを奨励することになるだろう。
スバルワールドラリーチームは2月28日、スバル、スバルテクニカインターナショナルの3者で共同開発した新型WRカー、「インプレッサWRC2005」を、3月11日から始まるラリーメキシコでデビューさせると発表した。
新しい富士スピードウェイは、近年、世界各地のF1新規サーキットの設計を一手に取り仕切っていると言っても過言ではない、ヘルマン・ティルケの作品である。トヨタが富士スピードウェイにF1開催の期待を込めていることが充分にうかがえる。