ラルフ・シューマッハが先週、トヨタ・ドライバーとしての初テストを無事終了した。バルセロナテストで2日間に渡り計158ラップを走破したラルフ。そこでは2004マシンの改良型が彼の予想を上回るマシンであったことにまず驚いたという。
「トヨタチームから大歓迎を受けたよ。もう長いこと僕がトヨタにいるみたいだった。みんなが助けてくれるし、数多くのサポートをくれるから、慣れるのは簡単」とラルフ。
「チーム内の作業方法には特に感銘を受けたよ。2日間を使ってチームについて学びつつ、2004年スペックのマシンに慣れるように作業してきたけれど、その内容には満足している」
「特に嬉しい喜びだったのは、パッケージが僕の期待より遙かに良かったこと。マシンはバランスもよく、ハンドリングもいい。もちろんやらなければならないことはたくさんあるが、これまでのところ、僕の気持ちはハッピー以上」
「多くの作業をこなすことができたし、いろいろ試すことが出来て楽しかった。木曜日からはタイヤテストも出来たし、来週はヘレスに移動して、来シーズンに向けてマシンを本格的に準備するんだよ」とラルフは語った。