今回の発表会では『グランツーリスモ・ルポカップ・トレーニングバージョン』のソフトだけではなく、それを開発する現場も合わせて公開されている。大規模な倉庫を完全改装したオフィスのつくりは非常に先進的なものだ。
市販されず参戦者に限定的に貸与されるのみ、1枚ずつがシリアルナンバーを振った状態で管理され、外部に流出することはまずありえないという『グランツーリスモ(GT)・ルポカップ・トレーニングバージョン』だが、31日に行われた発表会では筑波サーキット版(5月上旬から配布)をテストプレイすることができた。
『グランツーリスモ・ルポカップ・トレーニングバージョン』をフォルクスワーゲン・グループジャパン(VGJ)と、ポリフォニー・デジタルがコラボレーションの形で作り上げるキッカケとなったのは、ポリフォニーの山内一典プレジデントが昨年「ニュービートルカップ」の競技車両に試乗したことだという。
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン(VGJ)と、プレイステーション用ゲームソフト『グランツーリスモ』(GT)シリーズの開発を手掛けるポリフォニー・デジタルは31日、今年5月から開催予定の『ルポGTIカップ』のコース習熟などに使えるドライビングスキル・トレーニングソフト『グランツーリスモ・ルポカップ・トレーニングバージョン』を開発し、ルポGTIカップ・クラブマンクラス参戦者向けに配布することを明らかにした。
ソウルショーのヒュンダイブースではプレステ2の試遊機を4台設置。韓国では未発売の『グランツーリスモ』で遊べるようにしていた。なんとその中の1台に登場車種をヒュンダイ車に置き換えたスペシャルバージョンが存在していた。
カプコンではレースゲーム『アウトモデリスタ』をより楽しむため、その特徴を活かしたネットワークを使ったオフィシャルイベントを開催中だ。11月末は初の市街地コースで争う、KDDI 杯が開催される。
マイクロソフト株式会社は、映画のようなカーチェイスを再現したXbox用ノンストップアクション『マキシマムチェイス(MAXMUM CHASE)』を発売した。ゲームの舞台はロサンゼルス。謎の武装集団に追われ助けを求めてきた女性が愛車のカマロに乗り込んでくるところから物語は始まるわけだ。
アトラスはゲームショウで今年の冬に発売が予定されているXbox用のレースゲームソフト『峠R』を発表している。ハードが持つグラフィック能力を最大限に活かしてはいるが、内容については煮詰め不足の部分を感じた。
『頭文字D・Arcade Stage Ver.2』は乱入対戦モードをはじめ、ユーザーの要望を取り入れて機能を充実させ、原作をより忠実に再現するなど、単なるマイナーチェンジとは言えないほど一新されている。
レースゲームを語る上で忘れてはならないのが、セガの存在。ゲームセンターで熱くなり、何度も両替に走った人もきっと多いだろうと思う名作『Ferrari F355 challenge』がプレイステーション2用ゲームとなり、間もなく発売が開始される。