三菱重工業は、商船三井と共同で、バラスト水処理装置をコンテナ内に収納し、コンテナ船のホールド(船倉)に設置する技術を開発したと発表した。
商船三井は、就航中の大型原油タンカー1隻にバラスト水処理装置を搭載することを決定した。既存船の大型原油タンカーへの搭載計画は国内船主で初となる。
フィンランドのバルチラは、オランダの海運会社アンソニー・ベダー向けに建造中の、液化エチレンガス(LEG)と液化石油ガス(LPG)を使用する2隻のタンカーに、デュアル燃料推進パッケージを供給する契約を交わしたことを明らかにした。
海洋研究開発機構は、海洋の極限環境に生息・発達する多様な生物群を調査する一環として、2013年1月から有人潜水調査船「しんかい6500」、支援母船「よこすか」を使って極限的な海洋環境域での調査に乗り出す。
独立行政法人・海上技術安全研究所(海技研)は12月13日、今後の建設が計画されている海上設置の風力発電施設など、海面に浮上した状態で係留される構造体に対し、潮流がどのような影響を与えるのかを調べる水槽実験の様子を公開した。
ヤマハ発動機は、船外機用操船制御システムをスウェーデンの船舶用エンジンメーカー、ボルボ・ペンタ社と共同開発。「ヘルム・マスター」の名称で、2013年第1四半期より米国および欧州の提携ボートビルダー向けに販売を開始する。
日本海事協会は、IHIマリンユナイテッド、ディーゼルユナイテッド、日本IBMの協力により、船舶のライフサイクルコストの削減を支援する「船舶保守管理システム」を構築、2013年6月から、船主・船舶管理会社向けのクラウド・サービスとして提供を開始する。