日産自動車は、12月13日付けで、自社開発の燃料電池スタックを搭載した高圧水素式燃料電池車『エクストレイルFCV』05年モデルの国土交通大臣認定を取得したと発表した。これを受け、限定リース販売を開始する。
マツダは、新型『ロードスター』の「2005−2006日本カー・オブ・ザ・イヤー」受賞を記念して、特別仕様車「日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞記念車」を2006年1月中旬から発売すると発表した。
トヨタは、コンパクトハッチバックの『bB』をフルモデルチェンジし、全国のネッツ店を通じて26日に発売した。若者の嗜好を満たす「クルマ型Music Player」が開発テーマ、「音・光・まったり」が商品企画のキーワード。
ホンダは、軽商用車の『アクティ』シリーズに装備の充実を図るとともに一部改良を加え、26日から販売開始した。左側ドアミラーにフロントドア下部の死角を減らすサイドアンダーミラーを追加した。また、レベリング機構付ヘッドライトを標準装備した。
新型日産『ブルーバード・シルフィ』(21日発表)のサスペンション形式は、フロントはストラット、リアはトーションビームとなっているが、新たにプリロード機構付きのバルブが採用されたショックアブソーバーが使われている。
ダイハツ『エッセ』に搭載される新エンジン「KF-VE」のスペックは、最高出力58ps/7200rpm、最大トルク6.6kgm/4000rpm。トルクは軽自動車用の自然吸気エンジンとしては初めてリッターあたり10kgmの大台を超えた。
フルモデルチェンジを行った日産『ブルーバード・シルフィ』には、1.5リットルエンジンと2.0リットルエンジンが用意されている。メインの2.0リットルエンジンは『ラフェスタ』や『セレナ』に搭載されているものと同じ「MR20DE」型。
ダイハツ『エッセ』(19日発表)に搭載される新開発エンジン「KF-VE」は、ボア(シリンダー内径)×ストローク(行程)が63.0×74.0mm。68.0×60.5mmとショートストロークだった現行「EF」型から一転、超ロングストローク型となった。
05年6月に発売が始まった『ゴルフ』GTIのDSG車に、06年モデルから待望のパドルシフトが装備されるようになった。さらに、DSGは登り坂道停止時に、後退してしまっていたが、06年モデルからはヒルホルダー機構も標準装備されるようになった。
「新型『RAV4』を開発するにあたって、もっとも力を入れたのは、走る・曲がる・止まるといったクルマの基本性能を、ゼロから見直すことでした。その結果、新型RAV4はオフロードから高速まで、安心して走れるクルマに仕上がっています」と語るのは、RAV4のチーフエンジニアを務める佐藤通彦さん。