スズキブースのステージ上にある『ラパン』を見て、違和感を覚える人は多いだろう。それもそのはず、なんとこのラパン、ピラーを150mmもちょん切ってより過激さを求めた、究極のSS、『ラパンSSワークス』なのだ。
無限はアキュラ『RSX』に搭載した「K20A」レーシングスペックエンジンをストリート向きにチューンし、フィットのボンネットに押し込んだコンセプトモデル『フィット・ダイナマイト』を出品した。この2.0リットルのエンジンは260PSを発する。
デトロイトオートショー/デトロイトモーターショーでは、なんとも大きく、ゴージャスなSUVが日産のインフィニティ・ブランドから登場。315馬力のDOHC5.6リットルV8搭載する『QX56』だ。
懐かしいミニ四駆を実物大にしたい! そんな無邪気な欲望を現実にしてしまったやつらがいる。ニホン・オートモービル・カレッジ(NATS)の16台もの展示車のなかでも圧倒的な存在感を誇る“実物大”ミニ四駆がそれだ。
ヴェイルサイドのブースで一際、目立っていたのが桜のペインティングの4台。その中でもとくに注目をあびていたのが『VSD-GT RX-8』だ。マツダ『RX-8』がベース。
トヨタブースでは4台の『シエンタ』を展示しているが、どれもがノーマルモデルと大きくイメージが異なり、いずれもシャープになった。今回のオートサロンではシエンタは標準仕様とは違う層の顧客の獲得を狙う。
ヴェイルサイドのブースの中央に構える黄色のスーパーカー、それが『NSX Fourtune model』(フォーチュン・モデル)である。世界のスーパーカーを目指したというスタイリングだ。
電気自動車によるカーレース、そんなものがものすごく身近になるかもしれない。そんな想像をさせてくれたのが、ゼロスポーツの本格的な一人乗りスポーツタイプEV『ゼロEVエレクシードRS』だ。
ダイハツブースでは、カーボンファイバ製のボンネットパネル、トランクパネルを装着した『コペン』が展示された。このパネルはDTD SPORTS製だが、通常のカーボンファイバ製とはひと味違っている。
今回のオートサロンで、最も異色な出品車は第5ホールに展示されている。『Option』ブースに展示されている“それ”は、すでに原型を留めていない。いや、原型を留めていないクルマだからこそ、展示する意義があるのかもしれない。