イタリアの名門デザインハウス「イタルデザイン・ジルジアーロ」。そのブースには、あふれんばかりの大観衆、お目当てはトヨタのハイブリッドユニット搭載の、スーパースポーツカー『アレサンドロボルタ』だ。
ランボルギーニはジュネーブモーターショー(2日−14日)で、『ムルシエラゴ・ロードスター』を発表した。2003年デトロイトモーターショーに展示されたコンセプカーの量産化である。生産は今年後半に始まる予定。
小さいフロントマスクから伸びる、流線型ボディ。競争が激化するプレミアムセダン市場に、メルセデスベンツが『CLS』で新分野を開拓した。
いまヨーロッパでは、「ミニ・ミニバン」ブームが到来している。フォルクスワーゲン『トゥーラン』を筆頭に、欧州メーカー各社は続々とこの新市場に打って出てきた。
ビュイックでは、4月に開催されるニューヨークオートショー(ニューヨークモーターショー)で、リアドライブ4シーターのコンバーチブルコンセプトを発表する予定だという。名前は『ベライト』とされている。
クロスオーバービークル『キャシュカイ』は、日産デザインヨーロッパ(NDE)がロンドンに移って初めてデザインを手がけたコンセプトカー。ロンドンの文化を反映させた、「都会の遊牧民」がコンセプト。
ルノーは「Z77」のコードネームで予告していたコンセプトカー、『モデュス』をジュネーブモーターショー(2日−14日)で発表した。Bセグメントのトールボーイ・ハッチバックである。
マツダ第74回ジュネーブモーターショーにコンセプトカー『MXフレクサ』を出品した。成長を続けるスペースワゴン市場へのマツダの提案。 『プレマシー』の後継または次期型と思われる。
トヨタ『モーター・トライアスロン・レースカー』(MTRC)コンセプトは、言わば自動車のタブーに挑戦したクルマ。そこには、トヨタの若い世代へ向けたアグレッシブなメッセージが込められていた。
ボルボがジュネーブモーターショー(2日−14日)で発表した『YCC』=ユア・コンセプトカーはマネージャー、デザイナー、エンジニア、すべて女性のチームで開発された。