PSAプジョー・シトロエンは、23日から開催されるパリモーターショーにおいて、燃費効率を向上させる「ストップ&スタート」システムを搭載した新型車を公開する。
同社の開発したストップ&スタート・システムでは、信号待ちや渋滞の際にブレーキペダルを踏むとエンジンが自動的に停止し、スタンバイ・モードへと切り替わる。そしてブレーキペダルから足を離すとエンジンが再びかかるというもの。
エンジンの停止と再始動を繰り返すと、かえって燃費が悪くなるのではないかと思われるのだが、同社の実験では、街乗りで10%、渋滞時で最大15%燃費が改善するという。CO2の排出量も、同じような割合で削減できるという。
ストップ&スタート・システムが搭載されるのは、1.4リットルの16Vエンジンを搭載したシトロエン『C3』で、発売は11月の予定。