バンコクモーターショーにおいて2台のコンセプトバイクで未来を提示したホンダに対し、ヤマハは現実的な近未来のイメージをコンセプトバイクで提示した。現行モデルをベースにしたものだが、流行に敏感なタイの若者から熱い視線を浴びていた。
タイと言えば、かつての日本のように小型オートバイが非常に多い。当然、日本メーカーが大きなシェアを握っているのだが、バンコクモーターショーでホンダは2台のコンセプトバイクを世界初公開した。
地域オートバイ協同組合との共催による『中古車&ガレージフェア』も屋外会場で開かれる。1日はポカポカな晴天に恵まれ、参加者は興味のあるバイクを吟味したり、中古パーツを探したりと、思い思いに楽しんでいた。
BMWジャパンは「世界一周バイク」が触れ込みの『R1200GSアドベンチャー』のほか、『R1200S』や並列2気筒エンジンを積んだ『F800S』などを展示。免許制度や高速道路のタンデム解禁などの規制緩和を受け、販売が伸びている日本市場で攻勢を強める姿勢を伺わせた。
第33回東京モーターサイクルショーが3月31日東京ビッグサイトで開幕し、さまざまなイベントが行われている。屋外では試乗会も行われ、多くのライダーが試乗のための順番を待っていた。
会場に行ったら、大熊光男さんによる『ペーパークラフト展』ものぞいてみよう。TVチャンピオンのペーパークラフト王チャンピオンでもある大熊さんが手がけたバイクの単体やジオラマのペーパークラフトが並べられている。
バイクに乗るアニメヒーローとの“コラボ”も東京モーターサイクルショーのお約束。今回は、映画『仮面ライダーTHE FIRST』に使われたマシンをはじめ、アギトやファイズなど、歴代ライダーたちのマシンも勢ぞろいした。
『スイフト』や『グランドビターラ』(日本名『エスクード』)をほぼ世界共通の仕様で販売するスズキだが、やはりアジア専用の車種を持っている。それが小型MPVの『APV』だ。
日本への導入も決まり、ピックアップの認知度向上に貢献しそうな三菱自動車『トライトン』。日本では捨て去られた、いわゆる「ブーレイ顔」が特徴のトライトンだが、若干趣の異なるモデルをショー会場で見つけた。
第33回東京モーターサイクルショーが31日、東京臨海新都心の東京ビッグサイトで開幕した。バイクメーカーから輸入業者、パーツ・カスタム業者など141社が出展。試乗会やトライアルデモ、中古バイクフェアなど、様々な展示やイベントを予定。