講師:株式会社知財ランドスケープ 代表取締役社長CEO
弁理士 シニア知的財産アナリスト(AIPE認定) 山内 明 氏
本セミナーでは、テスラの直近3年の特許出願データを徹底分析し、技術的注力分野と将来戦略を解説いたします。また、注目の「サイバーキャブ」については、車両構造から自動運転、ワイヤレス給電などを多角的に検討し、その実現性とインパクトを予測いたします。
1.分析アプローチ(インサイドアウト法他)
2.全体俯瞰から見えてくる5つの傾注分野
コンピュータ、ソフトウェア、AI/計測制御、車両構造、電池
3.コンピュータ関連特許出願の分析結果
冷却性能/高効率演算に拘ったハードの垂直統合志向(チップ構成部材からサーバラックまで)
4.ソフトウェア関連特許出願の分析結果
スパコン性能を最大に引き出すためのソフトの垂直統合志向(独自プロトコルの自前開発など)
5.AI/計測制御関連特許出願の分析結果
カメラ×AIへの開発傾注によるE2Eの高度実現志向(独自スパコンとの相乗効果による圧倒的強み)
6.車両構造/主要部材/部品
・ギガプレス先駆者としての圧倒的強み(高圧ダイカスト装置の条件最適化など)
・デザインと機能の高度な両立によるUX向上のための斬新な設計/製造技術
(サイバートラックの品質問題解決も時間の問題)
・高稼働/長期使用を想定したイーアクスル開発取組(サイバーキャブやトラックSemiへの適用の動き)
7.電池
・LFP×電極製造乾式プロセスの実用化に向けた積極取組
・ワイヤレス給電への開発傾注と実用化への本気度(サイバーキャブへのワイヤレス給電×自動運転の適用の動き)
8.サイバーキャブはこうなる!?
9.質疑応答