【バンコクモーターショー06】ホンダ、コンセプトバイクを2台

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タイと言えば、かつての日本のように小型オートバイが非常に多い。当然、日本メーカーが大きなシェアを握っているのだが、バンコクモーターショーでホンダは2台のコンセプトバイクを世界初公開した。

まず1台目は『ザイオン』(Zaion)。この名を聞くと映画『マトリックス』を思い浮かべ、近未来的イメージを抱く人も多いだろうが、実際にザイオンは「未来のホンダATモデル」のイメージを提示するスクーターだ。

スタイリングはシャープかつスポーティ。03年の東京ショーで公開されたコンセプトバイク『グリフォン』のデザインをベースに、ホンダがタイに持つR&Dセンター・HRST(Honda R&D Southeast Asia Co., Ltd)に所属するタイ人デザイナーがデザインしたという。

もう1台は『パーシュート』(Pursuit)。こちらもスクーターだが、名前が示すように、よりアグレシッブな性格をアピール。デザインモチーフは『F-22Aラプター』(アメリカ空軍の最新主力戦闘機)だという。ステルス性能のおかげで検挙されることはない……なんてことはないだろうが、ジェットエンジンのノズルに似せたマフラーエンドをテールカウルに配置したり、スクーターでありながらフットボードを廃したりと、かなり戦闘的なスタイリングとなっている。

メーカーによれば、ザイオンはスポーティなクルーザーとしての資質を、パーシュートはより先進的なスポーツ性を追求したものだという。残念ながら両車とも性能諸元は公開されていないが、大径タイヤを持ちモーターサイクルに近づいたキャラクターは魅力的。今後日本で発売されるスクーターのデザインにも影響を与えるかもしれない。

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