凝った塗装もカスタマイズ手法のひとつだが、今年のオートサロンではこれまでにない車両も展示されていた。それがいわゆる「痛車」、車両全面にゲームやアニメキャラを描いたクルマのことだ。
メルセデスベンツが10日のメディアレセプションで、1つのプラットフォームで電気・燃料電池双方のパワートレインを搭載できるEV(電気自動車)/FCV(燃料電池車)コンセプトカー『BlueZERO』を発表した。
昨2008年の「東京オートサロン・カスタムカーコンテスト」で優秀賞を受賞した埼玉自動車大学校、今09年は『ワゴンR』ベースの派手な福祉車両を展示した。
デトロイトモーターショー開幕前夜、メルセデスベンツは招待メディア限定のレセプションの席上で、新型『Eクラス』セダンを発表した。同モデルはデトロイトモーターショー会場での一般公開は行われず、公式なお披露目の場は3月のジュネーブモーターショーになる。
三輪バイクを製造・販売しているトライクジャパンは、今回の東京オートサロンにハーレーダビッドソンをベースにしたものをはじめ、何台もの「トライク」を展示した。
9日幕張メッセで開幕した「東京オートサロン2009」には、さまざまなカスタムカーが展示されいるが、北ホールの「インポートサロン」で少し変わった『ランボルギーニ』(?)を発見した。場所はリバティーウォークのブースだ。
クライスラーグループは10日、ジープ『パトリオットEV』の概要を明らかにした。小排気量ガソリンエンジンに強力なモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド車だ。
今回のデトロイトモーターショー最大の注目は、やはりトヨタ『プリウス』とホンダ『インサイト』の新型だろう。インサイトは低価格を大きく打ち出してティザー宣伝をかけているが、受けて立つプリウスはハイブリッドNo.1ブランドのプライドもあるだろう。さてどう出るか。
翌日に開幕を控えたデトロイトCOBOシティセンターでは、会場の設営が急ピッチで行われている。このところの報道でも、ビッグ3の危機、日産・スズキの出展見合わせ、ホンダはプレスカンファレンスをとりやめるなど、デトロイト関連の話題は寂しいニュースばかり。
米国トヨタ販売は10日、『FT-EVコンセプト』の写真を公開した。超小型車の『iQ』をベースにした電気自動車で、2012年までに市販する計画だ。