ホンダは、このクラスで初めて米国カリフォルニア州大気資源局(CARB)の2008年度排出ガス規制値を下回る4ストロークの船外機「BF225/BF200」を11月28日から日本で発売すると発表した。2002年初頭から北米、欧州、アジア太平洋地区でも順次販売する。
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、量販モデルの『フォルクスワーゲン・ゴルフGLII』をベースに、レザースポーツシートやレザーステアリング、レザーシフトノブなどの本革アイテムでコーディネートした特別仕様車「ゴルフレザーコレクション」を発表した。9日から発売する。
メッセ正面入り口にある巨大な円形ドーム館をまるごと使うメルセデスの展示は、ことしも圧巻だ。3階建てになったブースをエスカレーターと階段でつなぎ、どこからでもメインステージ上の新型『SL』を見ることができる。金のかけ方が半端ではないブースだ。
ラリーカー中心の展示になった三菱。かつて『HSR』シリーズでハイテクの夢を見せてくれたころに比べると、ブースはなんとなく寂しい。ダイムラー・クライスラー傘下になり、将来の商品展開に見直しがはいったのだろうか。東京モーターショーでは、もっと元気な三菱を見たい。
BMW館と同様、メッセ中庭に特設ブースを建てたミニ。すでに町中では走っているミニを見かけるが、BMWがリメイクした60年代のスーパースターにはドイツの人々もかなり注目している。水素エンジン搭載の実験モデルはBMWの水素カーといっしょに屋外展示されていた。
トヨタ・ブースと通路を隔てた小さなブースに、流線型のレトロなクルマが飾ってある。よく見ればモーガンで、なんとなくホッとする展示。このメーカーも健在である。
三菱自動車は11日に新型軽自動車の『eKワゴン』を売り出すが発売前に予約すると6万円引き、発売後だと3万円引きで販売する。グレードはATの「M」タイプひとつ。
フィアット傘下のスポーツカー・メーカーはポルシェ同様に「思う存分クルマに触れる」ブース展開。フェラーリの隣、ランボルギーニの向かい側という、スーパーカー地帯での出品。
フォードPAGのボルボ。展示の中心は2台のショーモデル。いつもの「白木の床」に、今回は「上から下まで白」という新しいコーディネートを加えた。
フィットのヨーロッパ版『ジャズ』や新『シビック』ファミリーなど、市販モデル中心の展示だったホンダ。ヨーロッパで新作ショーモデルを披露することはほとんどないが、F1と2輪世界GPを通して知名度は抜群であり、かえって市販モデルを並べるほうが販売促進になるのだろう。今回のブースはほぼ白一色のシンプルなイメージだ。