メルセデスベンツはファンジオがドライブしたグランプリマシン『W196R』と、そのトランスポーターを中心に展示している。壁には今年のF1グランプリのスケジュールも書かれていて、昨年クルサードがドライブしたマクラーレンの『MP4-16』も展示されていた。
マツダは3月5日から開催されるジュネーブ・モーターショーで現地名『6』、日本名『アテンザ』を展示する。世界戦略車種のミドルクラスである。このアテンザ/6シリーズは欧州初公開、さらに「スポーツワゴン」仕様は世界初公開だ。
マツダは、アグレッシブな商品戦略に基づき開発した次世代商品群を、3月5日からスイスで開催されるジュネーブモーターショーで公開する。そのひとつが次世代スモールカー・コンセプトモデルの『MXスポーツ・ラナバウト』だ。
スズキは、助手席を左側(ドア側)に90度回転可能な機構を装備し、足腰の不自由な人の車の乗降の負担を軽減できる「助手席回転シート車」を『ワゴンR』、『MRワゴン』、『エリオ』に設定して、12日から発売を開始した。
ルノーは、『4CV』のスペシャルモデル『ベルネ・ペラール』も出品していた。最初の3台はチューブラーフレームにロバート・モウガーにデザインによるクーペボディを架装しており、1953年のルマン24時間耐久レースにも出場している。
ジャガーのスタンドでは、ラリー仕様の『マークIIサルーン』やルマンカー、そして試作車や歴代のさまざまなモデルなどを紹介している。その中で一際目を引いていたのは、サー・ウイリアム・ライオンズが最初に市販したスワローサイドカー『トルペード』。
ヒュンダイ(現代)モータージャパンは、ワールドカップ記念限定車『XG NAVIエディションFIFAワールドカップバージョン』を設定して発売を開始した。500台の限定販売となる。「300」の本革シート仕様が259万8000円。
今年からF1に復帰するルノーは、ジャブイーユのドライブでルノーにF1における初めての優勝をもらたした、1979年の『RS11』をスタンド中央に展示。その周りには92年から97年まで、6年連続でコンストラクターズ・タイトルを獲得したルノーエンジンを搭載の、歴代のF1マシンが並べられている。