『アテンザ』は、早くからヨーロッパを見据えた戦略である。マツダブランドを印象づけるフロントマスクの統一。そして、色気をほどよく出しているデザイン。
新型『Sクラス』のフラッグシップ、S500(ドイツ本国仕様)にカナダ・トロントで試乗した。W116(1972年)を思わせる直立したフロントグリルの影響もあり、ずいぶんと大きくなった印象。
見た目(ベース車両)は、フィアット『500』である。しかし、アバルトが手がけると、こんなにぶっとんだクルマになるのかと、改めてひれ伏したい思いである。
『アテンザ』ワゴンの上級グレード「XD L Package」試乗した。セダン同様に年初のプレス試乗会に供された個体だが、より活き活きとした走りっぷりを実感した。
『シーマ』は一時、日産のラインナップから姿を消していたが、『フーガハイブリッド』をベースにホイールベースを延長したモデルとして復活した。アメリカや中国のインフィニティチャンネルで販売されるM35hLの日本版右ハンドル車でもある。
汚れる前にと、受け取るや否や試乗車にカメラを向けた。すると電子ビューファインダーの小さな画面でもわかるほど、鮮やかでハイライトも綺麗なボディ色に「おや!?」と思った。
『MINI』のラインナップに最後に加わったペースマンは、クロスオーバーをベースに作られた2ドアクーペである。従来のMINIクーペは乗車定員が2名だが、ペースマンは4名で、見た目は似た部分もあるが全く違うクルマだ。
日産『スカイラインクーペ』のデザインはいかにもスポーティクーペのイメージだが、ボディサイズの大きさがスポーティさをスポイルしている側面もある。インテリアはタイト感のあるコクピット空間が作られていて、運転席に座ると、さあ運転しようという気持ちにさせられる。
ルノー『メガーヌ』は現状スポーティ志向の「GTライン」だけがラインナップされていて、ハッチバックに続いてエステートも設定された。GTラインはルノー・スポールが走りと快適性を総合的にバランスさせることを目指して開発したモデルで、正にGTといった感じのモデルだ。
スーパージェッターがマッハ15で乗りこなしていた“流星号”。話が見えない世代の方には恐縮だが『プジョーCRZ』は登場時から“流星号”に見えた。往年のアニメが描いた未来の乗り物のような、見るからに非日常感覚のスタイルだからだろう。