日産『スカイライン』、言わずもがな日本のツーリングセダンマーケットを開拓、そして牽引してきた“名車”である。
ボディ色「アゼリアピンク(M)」は、最新の改良で登場した『デイズ』の新色。かなり鮮やかな色で、スーパーの駐車場などでも、ひと目で停めた場所が発見できた……とご報告しておこう。
BMW『X3』はフェイスリフトで最新のBMW顔になった。近似しているのは『X4』だが、ヘッドランプ、グリルのデザインがごくごく僅かずつ違うのは、いつものBMWのやりかただ。
カタログ数値で見ると6速AT同士ではディーゼル車がガソリン車より100kg重く(MT車同士では70kgの差)、車検証で確認すると、その差はほぼ“前”にかかっているようだ。看過できない数字といえばそうだ。
『フィエスタ』はフォードの世界戦略を支えるグローバルコンパクト。つまりは大衆モデルということになる。しかしデザイン、とくにスタイリングに関して言えば「安かろう、悪かろう」という評価はけっして当てはまらない。
ついにこのコンパクトカークラスにまで展開したマツダ期待のディーゼル。
トヨタ『アクア』、ホンダ『フィット』のハイブリッド牙城にSKYACTIVで切り込む『デミオ』である。
シャープなデザインが多いフォード車のなかにあって愛嬌たっぷりの顔つきで見る者をほっこりとした気分にさせる『エコスポーツ』。
その威風堂々とした顔つきからは、とてもBセグメントカーとは思えない『フィエスタ』。高速道路で後方から迫られたら、思わず道を譲ってしまいそうなほどだ。だが、単にエバりが効いているだけではなく、切れ長のシャープな目つきには生命感もあって愛着がわく存在でもある。
コミュニケーションカラーの“プレミアムパープル”を纏う試乗車。写真に収めるには風景の映り込みに手を焼く。が、眺めている分には、こうした濃色系だと『デイズ』ならではのボディサイド面の抑揚、カタマリ感がより理解できる。