てっきり試乗会では試せなかった素の『コペン』だと思った。ところがそれは間違いで“ブラック内装”は、実はオプションだという。ブラウン内装のほうが標準とは、案外、小洒落ているではないか。
ジープブランドの中心モデルである『チェロキー』がフルモデルチェンジを受けた。内外装のデザインを一新し、パワートレーンや4WDシステムを新しくするなど、意欲的なモデルである。
試乗車は『C180アバンギャルド』にオプションの“AMGライン”を装着した個体。5スポークのホイールのデザインやサイズはC200のAMGラインとは共通で、見比べても外観上、区別はほぼつかない。
マツダの新型『デミオ』の豪華仕様「13S Lパッケージ」の内装は、相当にお洒落である。ランチア『イプシロン』やフィアット『500』といったイタリアンコンパクトが気になるユーザーなら心を容易く射止められるのでは…とさえ思える。
『フィエスタ』と同じシャーシをベースに造られたのが『エコスポーツ』だが、外観はもちろん、背の高さ、室内に乗り込んで見てもまったくの別物。
欧州ではすでに4年前から販売されていて日本は、現在の“フォード顔”といえる大口にマイナーチェンジしてから初上陸したのが『フィエスタ』だ。
レクサスが新しいSUVの『NX』を投入した。比較的コンパクトで量販を目指すモデルとの触れ込みだ。コンパクトと言っても全長4630mmは普通のサイズだし、全幅に至っては1845mmもあって全然コンパクトではない。日本では大きすぎるサイズである。
ついに一般公道での試乗が叶ったマツダの新型『デミオ』。基本となる1.3リットルのガソリンエンジンを試してみたが、その走りをひと言で表現すれば、“爽快”だった。
想像はしていたものの、やはりその圧倒的なパワー感は我慢の必要がないクルマを作り上げていた。新しい4代目マツダ『デミオ』はディーゼルエンジン搭載車に関する限り、文句ない動力性能を示す。
次々と派生モデルを開発してモデル間の隙間を埋める作戦に出た印象の強いBMW。『X4』は、『X3』をベースにそれをクーペ風に仕立てたSAVである。