【マツダ デミオ 13S Lパッケージ 試乗】質感の高さとセンスに陶酔…島崎七生人

試乗記 国産車
マツダ デミオ13S Lパッケージ
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マツダの新型『デミオ』の豪華仕様「13S Lパッケージ」の内装は、相当にお洒落である。ランチア『イプシロン』やフィアット『500』といったイタリアンコンパクトが気になるユーザーなら心を容易く射止められるのでは…とさえ思える。国産コンパクトカー中、最高の内装センスだ。

質感の高さも惚れ惚れするほど。インパネ部分のレザー調のソフトトリムは上質感があるし、気づきにくいけれど、フロントドアのアームレスト下側に艶のある表面に細かなパターンの入った加飾パネルがあしらわれている。これもさり気ない個性を発揮している。コンソールサイド部分などもソフトパッドが貼り込まれ、全体で均一な上質感が味わえるのがいい。

レザーがメインのシートは風合いもよく、着座感も上々だ。後席は座面前後長が僅かに短めだが、前席同等のリッチな表皮の感触で、コンパクトカーらしからぬフカッ!と豊かな座り心地になっている。

…と、そんな上質な空間に包まれたコンパクトカーを5速MTで走らせるなんて、まるでラテン系のクルマのようだ。1.3リットルガソリン車の場合、AT車よりもフロントが20kg軽いこともあり、山道での素直な挙動が感じられた。タイヤの接地感やしっとりとした乗り味はAT車を上回る。快適なフィールで自分の手足のように操作していられるシフトとクラッチのおかげもあり、エンジン性能を気持ちよく使いこなしながら走らせることができる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
《島崎七生人》

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