フォード『フィエスタ』と聞くと懐かしい気分になるのは、その初代モデルに試乗した経験があるからだ。時は1977年、場所はイギリス、某専門誌のスタッフとしてヨーロッパ取材中に、広報車を借りて乗ったのである。
これはかなりのインパクトがある、コンパクト・ハッチバックだ。日本では久々の復活となったフォード『フィエスタ』は、その第一印象から非常に魅力的なモデルと感じられた。
ボディーサイズをコンパクトにすれば、結果的にSUVであっても、それは「エコ」で「スポーツ」なクルマになる。フォードの主張は、ネーミングから予想するに、こういうことなのだろう。
“4”の時代の「R32」以来、『ゴルフ』の高性能ラインとして認知される「R」。最新の“7”をベースに投入される最新モデルは、その魅力度をアップさせた。
VW『ポロ』の属するBセグメントは年間100万台という巨大市場の激戦区。今後も拡大すると予想される背景は、国産ハイブリッド車の登場である。そんな巨大市場の中でポロは間違いなく最高の優等生であった。
軽自動車の激戦区のひとつ、ハイトワゴン系の元祖が『ワゴンR』。
オトナな雰囲気のロードスターは2014年9月受注分で生産中止と発表済み。何とも残念だ。一方でクーペは基準車、NISMOが続いており、先ごろマイナーチェンジが入った。
どちらかといえばファミリー層を意識した地味な『ワゴンR』に対し、エアロパーツやディスチャージランプなど、より個性を出した外観を持つ『ワゴンR スティングレー』。こちらにも「S-エネチャージ」が装備された。
BMWの分類上“Xモデル”の一員で『X6』に次ぐスポーツ・アクティビティ・クーペとして登場の『X4』。昨今ラインアップ拡充が著しいBMWの新顔、である。
『ワゴンR』のスポーティバージョンとも言えるスティングレーも一部改良され、「S-エネチャージ」の採用などが行われた。