フォードの精神的ルーツはやっぱり、20世紀初めに生まれた『T型』にあると思う。T型は決して速いわけでも、高級なわけでもなかったが、大量生産によって実現した低価格、クラッチレスによるイージードライブなど、実用車としては嬉しい特徴を数多く備えていた。
試乗車は“AMGライン”と“アジリティパッケージ”を装着した「C200アバンギャルド」。18インチタイヤや、標準車と差別化した外観(前後バンパー等)は、さり気ないが強い存在感を放っていた。
軽ワゴンをけん引している人気の『ワゴンR』が一部改良を受けた。もっとも大きな変更点は「S-エネチャージ」の採用にある。試乗したのは「FZ」。