排気量は997cc、つまり1リットルである。かつてこのジャンルはリッターカーと呼ばれた。まさにベーシックカー。しかし、フォード『フィエスタ』にそのような印象は皆無である。
フォードのSUVといえば、なんといっても『エクスプローラー』。しかし世界的にSUVが主力商品となっている現在、乗用車としてグローバルに販売できるクロスオーバーモデルを設定するのは当然の流れだ。
新型プジョー『308』の日本市場での発売は2014年11月5日から。それに先立ち、短時間ながら実車と過ごして感じたのは「今回はプレーンさをきわめている」ということだった。
日産『スカイライン』、言わずもがな日本のツーリングセダンマーケットを開拓、そして牽引してきた“名車”である。
ボディ色「アゼリアピンク(M)」は、最新の改良で登場した『デイズ』の新色。かなり鮮やかな色で、スーパーの駐車場などでも、ひと目で停めた場所が発見できた……とご報告しておこう。
BMW『X3』はフェイスリフトで最新のBMW顔になった。近似しているのは『X4』だが、ヘッドランプ、グリルのデザインがごくごく僅かずつ違うのは、いつものBMWのやりかただ。
カタログ数値で見ると6速AT同士ではディーゼル車がガソリン車より100kg重く(MT車同士では70kgの差)、車検証で確認すると、その差はほぼ“前”にかかっているようだ。看過できない数字といえばそうだ。
『フィエスタ』はフォードの世界戦略を支えるグローバルコンパクト。つまりは大衆モデルということになる。しかしデザイン、とくにスタイリングに関して言えば「安かろう、悪かろう」という評価はけっして当てはまらない。
ついにこのコンパクトカークラスにまで展開したマツダ期待のディーゼル。
トヨタ『アクア』、ホンダ『フィット』のハイブリッド牙城にSKYACTIVで切り込む『デミオ』である。