フォード日本撤退のニュースが駆け巡って早2週間が過ぎた。実は2月第2週に開催が決まっていたニューモデルの試乗会がキャンセルされた。その試乗会が予定されていたモデルが、『エクスプローラー タイタニアム』だ。
何があってもVWの『ゴルフ』が名車であることは、これまでの歴史と評価が証明している。ラテン系に較べ情感こそ抑えられ気味ではあるが、その定規のような理念、キャラクターはVWの持ち味だ。
2008年の登場以来、初のマイナーチェンジ。電動ソフトトップ付きの『500C』の上級モデル、「ツインエア ラウンジ」に試乗した。
アウディのプレミアムブランドぶりは、今や誰もが認めるところ。しかし天の邪鬼なせいか、70~80年代の今よりももっとスノッブだった頃のアウディも懐かしい。さしずめ『A1』は、その頃の匂いを今に伝える1台…そんな風に勝手に解釈している。
ベースの『Q3』は大袈裟すぎない手頃なボディサイズのSUV。レポーターの知人にも、日常の子供の習い事への送迎、買い物に乗りこなしている奥様がいる。やや高めのアイポイントで扱いやすいのが魅力だ。
世界のコンパクトカーのベンチマークになっているVWゴルフの7人乗り3列シートモデルが『ゴルフトゥーラン』。
ジャガーのイメージといえば、猫足である。凹凸をかるくいなし、加速も…と思っていたら、スポーツサルーンの『XE』の、あまりに地に足のついた走りに冷水を浴びせられた思いがする。私の抱き続けていた思い出はすでに彼方へと過ぎ去っていた。
クルマともバイクとも異なる不思議な乗り物。それが『SLINGSHOT(スリングショット)』だ。
先代『トゥーラン』は、走りも運転のしやすさも出来は第一級で、2名+柴犬1匹の我が家だが、普段使いに欲しいと思い、犬に、2列目中央席に座る練習をさせたほどだった。私にとって、実用車の鑑…そう認定しているメイクのひとつである。
「踏んだだけ加速する」「切っただけ曲がる」という誠実な運転感覚は欧州系フォード車の伝統だ。1.5リットルのダウンサイジングターボを得た新型『フォーカス』も例外ではない。