「ハイブリッドないの?」ってディーラーに来る人が多いんだそうな。だから、メーカーもとにかくハイブリッド車を設定しようとする。けれど、ユーザーも「わーい、ハイブリッドだ。燃費いいんでしょ?」って、ぱくっと食いつく前に吟味していただきたい。
『WRX S4』 はちょうど1年ほど前に登場したばかりのモデル。というわけで今回は、基本的に大きなモデルチェンジを施しているわけではないが、着実に商品性を向上させていることが実感できた。
何年ものときをかけて向上し続けたクルマの走行性能。それらに加え、感じさせてくれる守られ感や、運転がうまくなったんじゃないかと気持ちよくさせてくれる感覚。こうしたプラスαの付加価値がいい意味で削ぎ落とされカタチを変えた。
『ランドクルーザー プラド』が改良を受け、 これまでのV型6気筒4.0リットルのガソリンに代えて、新世代のクリーンディーゼルエンジンが搭載された。
FR、ああFR、FR。と、くだらない一句を詠んでいる場合ではないのだが、ハンドルを切った瞬間に「うひー!」と声が出るくらいFRを感じちゃったんだからしかたない。
スバル『インプレッサ スポーツ』にハイブリッドモデルが追加された。スバルが初めてハイブリッドモデルを投入したのが2年前。その後、そのシステムを熟成させ、今回のインプレッサスポーツハイブリッドに発展したものだ。
焼いてもらったピザの箱は膝の上、食料品の入ったエコバッグは足元の隙間にどうにか詰め込んで…。そんな過酷な状態でもスーパーからの帰り道に助手席に座ってもいいという、理解のある家族がいるなら、『S660』の実用性は決して0%ではない。
『フィット』をベースにした新しいホンダのコンパクトワゴンが『シャトル』。『フィットシャトル』ではない。その理由はコンパクトワゴンとしての独自価値をアピールするためだが、ただフィット3の後ろにラゲッジを付けただけではないこだわりに注目だ。
基本骨格を共用する『アルト』同様、『アルトラパン』でもベースグレードのGには、5AGSと呼ばれる、VWの『up!』などにも採用され、軽量かつコストパフォーマンスに優れるシングルクラッチ&2ペダルの5速MTが組み合わされる。
『コペン』の第3の意匠、「セロ」がやっと登場した。実車が見られるというので取材場所に駆けつけると、ホッとする顔つき(=個人の感想です)の実車がそこに並んでいた。