環境省や東京都は1日、燃料電池車や電気自動車、CNG(天然ガス)自動車などの低公害車91台を集めた展示会「エコカーワールド2002(低公害車フェア)」を、東京・代々木公園で開催した。
2000年のファイアストーン問題以来、NHTSA(米国高速道路交通安全局)はタイヤの空気圧問題に敏感になっている。そして自動車メーカーに対し、2003年11月以降に生産する車への空気圧モニター装備を義務付けた。
トヨタ自動車は31日『センチュリー』用のCNG(圧縮天然ガス)エンジンシステムを開発したと発表した。6月1日-2日に東京・代々木公園で開催される低公害車フェアに搭載車両を参考出品する。
政策科学研究所は地球温暖化防止に貢献する自動車の運行の在り方を検討するエコドライブ研究会の研究報告と提言をまとめ公表した。このなかで省エネ効果が高いとされるアイドリングストップの効果を算出するとともにより効果を上げるための施策を提言した。
アメリカ保険会社機構(IIHS)が行ったミッドサイズセダンのバンパーテストによると、テスト車9台のうち5台が平均以下の安全度。かろうじて合格ラインに達したのは、レクサスES300とトヨタカムリの2台のみ。
現在アメリカでは電気自動車を購入した人には最高で2000ドルの国税庁による減税措置がとられている。ブッシュ政権がハイブリッドに対しても減税措置を打ち出したことから、国税庁はいくらの減税措置が適切かの検討に入った。
富士重工業は28日、スバル『レガシィB4』のCNG(圧縮天然ガス車)車を開発したと発表した。6月1日−2日に東京・代々木公園で開催される「エコカーワールド2002」(低公害車フェア)に出品し、10月に群馬県庁などに納入する。
富士重工業は28日、2002−2006年度までの環境保全活動を示した「環境保全取り組み計画」を発表した。2003年から国土交通省認定の「超-低排出ガス車」の市場投入を開始、2005年までに軽を含む乗用車販売の80%以上を同認定取得車とする。
新型『ポロ』はシングルグレードでの展開で、2ドア/4ドアともに、『ルポ』と同じ1.4リットルエンジンに4ATの組み合わせとなる。トヨタ車などと同様、2つの触媒を持ち、欧州排出ガス規制(ユーロ4)に適合しているが、低排出ガス車認定は受けていない。
GMとオペルは、未来の燃料及び動力源システムについての新しい研究結果の概略を公表した。再生可能な資源で水素を生成し、これを燃料電池車の燃料とすれば、地球温暖効果ガスの排出量が最も少なく環境に優しいと結論付けている。