「道路整備に使わないなら税金を安くしろ」と、自動車関連22団体はこのほど、道路特定財源の見直しに関する意見書をまとめ、自民党や関係省庁に提出した。道路財源をめぐっては、塩川財務相と扇国交相の間で約2500億円分を一般財源化することが決まった。
警察庁は20日、悪質な違反(酒酔い運転、共同危険行為、ひき逃げ)に関する罰則を強化した道路交通法施行令の改正試案を明らかにした。今年9月に発表した改正素案に比べ、酒気帯びや酒酔いなどで具体的な数値を決定するなど、一歩踏み込んだ内容となっている。
警察庁は20日、道路整備が進みながらも信号設置がこれまで見送られてきた地域へ、事業費67億円を使い、4011カ所に新たな信号機を設置するという方針を示した。信号が無いために事故が増えている現状を解決するためで、設置場所の選定作業はこれから進めていく。
日本自動車工業会は、20日開催した理事会で、11月14日に日本ゼネラルモーターズ(GMジャパン)から提出された自工会への入会申請に関し、入会ならびに活動に関する確認事項、会員資格を確認し、日本GMの入会を了承すると発表、来年1月から正式会員となる。
糖尿病の治療に使っていたインスリンが原因でトラック運転中に意識障害を起こし、大学生をはねて死亡させた33歳の女性トラックドライバーに対し、広島地裁はこのドライバーに禁固1年の判決を言い渡した。
バイクを盗難しようとしていた容疑者を走って追いかけていた埼玉県警の警察官が、通りかかった酒気帯び運転のトラックにはねられて死亡するという事故が起きた。犯人の男はトラックの運転手が降りたすきに運転席に入り込み、このトラックを奪ってなおも逃走を続けている。
82km/h超過というスピード違反を行い、一度は家庭裁判所で懲役刑の判決が出たものの、同じ容疑で地検に再逆送された19歳の少年が、今度は地方裁判所で2度目の公判を受け、再び4カ月の懲役刑を求刑されていることが明らかになった。
埼玉県警は18日、別件の窃盗容疑で逮捕された暴走族リーダーの少年(19歳)と、構成メンバーの男子高校生(17歳)が、今月12日に東入間署で保管していたバイクを盗難した疑いがあることを明らかにした。警察では複数の共犯者がいるとみて、この少年を厳しく追及している。
千葉県警は18日、今月13日に成東警察署の芝山交番が中学生を中心としたグループに襲撃され、警察官一人が負傷した事件の容疑者として、新たに16歳の少女二人を公務執行妨害の容疑で逮捕したことを明らかにした。一連の事件の逮捕者はこれで8人となる。
今年7月、クルマから手錠を掛けられた状態で逃げ出そうとして転落した少女が、後続のトラックにひかれて死亡した事件で兵庫県警は18日、ひき逃げ容疑で取調べ中に自殺した53歳のトラック運転手を被疑者死亡のまま、道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で書類送検した。