京都府警は20日、大晦日から元日にかけて、京都市内の神社で暴走族対策を主眼に置いた警備強化策を明らかにした。昨年、約100人の暴走族メンバーが乱入し、大騒ぎになった八坂神社などで昨年の2倍に当たる警察官を配置し、事件事故の防止に努めるという。
政府は21日、中国産農産物3品目に対する緊急輸入制限措置(セーフガード)の正式発令を見送った。自動車などに対する報復関税はこれで撤回されることが決まった。
今年1月、広島県のJR山陽本線と広島電鉄宮島線が共用している踏切で、踏切内に停車していたクルマと、JRの電車が衝突する事故が起きた。この事故に関して広島電鉄の運転士が過失往来危険容疑に問われていたが、広島地検は起訴猶予処分の決定を行った。
北海道警は21日、運送会社の駐車場に停車中のカニを満載したトレーラーを盗んだとして、苫小牧市内の運送会社の従業員3人を窃盗容疑などで逮捕したことを明らかにした。北海道内では運送会社の駐車場やフェリーターミナルからトレーラーが盗まれる事件が11月以降に急増しており、警察では事件の関連性を慎重に捜査している。
国土交通省は、ドライバーに一定品質以上の燃料使用を義務づける方針だ。道路運送車両法を改正し、早ければ2004年頃にも義務づけを始める。脱税だけなく、環境にも悪い不正軽油対策が理由だが、アルコール燃料の締め出しを狙うのではないかという声も。
「道路整備に使わないなら税金を安くしろ」と、自動車関連22団体はこのほど、道路特定財源の見直しに関する意見書をまとめ、自民党や関係省庁に提出した。道路財源をめぐっては、塩川財務相と扇国交相の間で約2500億円分を一般財源化することが決まった。
警察庁は20日、悪質な違反(酒酔い運転、共同危険行為、ひき逃げ)に関する罰則を強化した道路交通法施行令の改正試案を明らかにした。今年9月に発表した改正素案に比べ、酒気帯びや酒酔いなどで具体的な数値を決定するなど、一歩踏み込んだ内容となっている。
警察庁は20日、道路整備が進みながらも信号設置がこれまで見送られてきた地域へ、事業費67億円を使い、4011カ所に新たな信号機を設置するという方針を示した。信号が無いために事故が増えている現状を解決するためで、設置場所の選定作業はこれから進めていく。
日本自動車工業会は、20日開催した理事会で、11月14日に日本ゼネラルモーターズ(GMジャパン)から提出された自工会への入会申請に関し、入会ならびに活動に関する確認事項、会員資格を確認し、日本GMの入会を了承すると発表、来年1月から正式会員となる。
糖尿病の治療に使っていたインスリンが原因でトラック運転中に意識障害を起こし、大学生をはねて死亡させた33歳の女性トラックドライバーに対し、広島地裁はこのドライバーに禁固1年の判決を言い渡した。