酒を飲みながらトラックを運転し、道路交通法違反(酒気帯び運転)の罪に問われた男に対する初公判が5日、宇都宮地裁栃木支部で開かれた。検察側は「常習性が高い」として懲役だけでなく、所有する全てのクルマの没収を求める異例の展開となった。
かつて自分が所属していた暴走族の現役メンバーに「決闘で勝負をつけろ」とそそのかし、対立する別の暴走族との乱闘を誘発したとして決闘罪に問われた22歳の暴力団員に対する判決公判が6日、福岡地裁で行なわれた。
広島県警は6日、非行とみなされる行為を行なったとして、昨年1年間に補導や逮捕を行なった少年の数を明らかにした。総数は4413人で、このうち4244人は刑法犯罪での補導・逮捕となっている。
昨年12月、泥酔状態の末に意識朦朧状態となったにもかかわらず運転を継続。意識の無い状態で女性をはねて死亡させ、危険運転致死罪に問われた21歳の男に対する論告求刑公判が5日、青森地裁で行なわれた。検察側は懲役7年の実刑判決を求めている。
警察が発見・押収した盗難車を、再び警察署の駐車場から盗み出したとして、窃盗の罪に問われていた51歳の男に対する判決公判が5日、佐賀地裁で開かれた。裁判官は「警察への挑戦とも受け取れる悪質な行為」として、懲役2年10カ月の実刑判決を言い渡した。
神戸市消防局は6日、47歳の消防士長が8年間に渡り、無免許状態で消防車や救急車の運転に従事していたことを明らかにした。1995年に起きた阪神・淡路大震災の際に紛失したままで、再発行や更新などの手続きを一切怠っていたという。
京都府警は5日、ひったくりや車上荒らし、路上強盗などの街頭犯罪防止策の一環として、原付バイクでパトロールを行う「街頭犯罪警戒隊」を新設し、京都市上京区の中立売署で発足式を行ったことを明らかにした。
大阪府警、京都府警、滋賀県警は5日、近畿や関東などで高級車ばかり400台、およそ12億円相当を盗み出し、自動車部品と偽って海外に不正輸出していたアフガニスタン人の男ら約50人を窃盗や関税法違反(無許可輸出)などの容疑で逮捕した。
国土交通省は6日、1級小型自動車整備士の技能試験問題にミスがあったと発表。全4問中の1問に表記ミスがあり、この問題は受験者全員を正答とする措置をとる。1級自動車整備士は今回、初めて試験が実施されたが、筆記試験にも出題ミスが見つかっていた。
制限速度を70km/hもオーバーした状態で対向車と正面衝突する事故を起こし、4人を死亡させたとして業務上過失致死罪に問われていた23歳の男に対する判決公判が5日、釧路地裁帯広支部で行われた。同罪の上限いっぱいとなる懲役5年の実刑が言い渡されている。