京都府警は5日、ひったくりや車上荒らし、路上強盗などの街頭犯罪防止策の一環として、原付バイクでパトロールを行う「街頭犯罪警戒隊」を新設し、京都市上京区の中立売署で発足式を行ったことを明らかにした。
大阪府警、京都府警、滋賀県警は5日、近畿や関東などで高級車ばかり400台、およそ12億円相当を盗み出し、自動車部品と偽って海外に不正輸出していたアフガニスタン人の男ら約50人を窃盗や関税法違反(無許可輸出)などの容疑で逮捕した。
国土交通省は6日、1級小型自動車整備士の技能試験問題にミスがあったと発表。全4問中の1問に表記ミスがあり、この問題は受験者全員を正答とする措置をとる。1級自動車整備士は今回、初めて試験が実施されたが、筆記試験にも出題ミスが見つかっていた。
制限速度を70km/hもオーバーした状態で対向車と正面衝突する事故を起こし、4人を死亡させたとして業務上過失致死罪に問われていた23歳の男に対する判決公判が5日、釧路地裁帯広支部で行われた。同罪の上限いっぱいとなる懲役5年の実刑が言い渡されている。
昨年1月、走行中の大型トレーラーの前輪が外れ、歩道をベビーカーを押して歩いていた主婦(当時29歳)を直撃して死亡させたショッキングな事故で、主婦の母親が国とトレーラーヘッドを製造していた三菱自動車工業を相手取り、550万円の損害賠償を求める訴訟を横浜地裁に起こした。
横須賀市(神奈川県)は5日、公用車の中で居眠りしているところを市民に発見された50台の男性管理職に対し、懲戒処分(減給10分の1、1カ月)を実施したことを明らかにした。市が発注した工事現場の視察を行わず、シートを倒して寝ていた。
5日午前、大阪市西成区で客を装ってタクシーに乗り込んだ男が運転手に刃物を付けつけて現金を要求するという事件が起きた。運転手が「カネは無い」と言うと、男は「だったら一番近い警察署へ行け」と要求したという。
徳島県警は5日、今月末を目標に1800人の全職員を対象としたアルコール体質検査を行うことを決めた。アルコールの分解能力を測定するバッチテストを実施し、酒に強いと自覚しやすい職員をピックアップする狙いがあるという。
5日午後、三重県津市の長谷山8合目付近の山道で、窓に目張りをした乗用車が止まっているのを近所の男性が発見した。車内には3人の男女が倒れており、通報を受けた警察官が駆けつけた際には死亡していた。
昨年12月、千葉県松戸市で泥酔状態の男が運転するクルマに5人がはねられて死亡した事件で、危険運転致死罪に問われた52歳の男に対する初公判が3日、千葉地裁松戸支部で開かれた。検察は冒頭陳述で被告の身勝手な態度を生々しく読み上げた。