車上荒らしが騙された? 盗まれた現金180万円を発見

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兵庫県警は11日、車上荒らしで盗難された現金180万円が入った封筒がゴミ収集場で発見され、被害者の元に戻っていたことを明らかにした。普通の封筒に宛名を書いた状態で置いていたため、犯人が手紙と勘違いして捨ててしまったらしい。

兵庫県警・尼崎西署、甲子園署の調べによると、現金180万円などを車上荒らしの被害に遭ったのは59歳の男性。8日午後、尼崎市内の路上で、買い物のためにクルマを離れたわずかの隙に現金180万円と携帯電話などが入ったデイバッグを盗まれた。警察に対しても「現金180万円の入ったバッグを盗まれた」と被害届けを出していた。

ところが10日午前になり、西宮市内のゴミ収集場から警察に対して「ゴミ袋の中から見つかった封筒に多額の現金が入っているのを見つけた」という内容の通報が寄せられた。警察が封筒を確認したところ、裏には大阪市内に住む男性の住所が書いてあり、この男性が2日前に現金盗難の被害届けを出していたこともわかった。ゴミ収集場から発見された二つの封筒には合わせて180万円の現金が入っており、男性の供述とも一致したため、同日中に返却された。

警察では「盗んだ犯人が手紙や書類だと思い込み、封筒の中身を見ないまま捨てたのではないか」とコメントしている。

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《石田真一》

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