スウェーデンの Smart Eye AB(スマートアイ)は、2026年1月6~9日に米ラスベガスで開催されるCES 2026に出展し、車両のインキャビン(車内空間)技術を披露すると発表した。
展示内容には、ドライバーの状態を監視する「ドライバーモニタリングシステム(DMS)」や、車内全体を捉える「インテリアセンシングAI」、虹彩認証による運転者識別機能などが含まれる。特に注目されるのが「リアルタイム・アルコール障害検知」機能で、これは「CES 2026 Innovation Awards」の「車両技術・先進モビリティ」部門にノミネートされた。
会場では、部品サプライヤーやOEMメーカーが活用可能な「コンセプト開発キット(CDK)」の体験コーナーも設けられ、自動車業界での安全・快適・知覚強化をテーマにした最新技術が披露される見込みだ。
スマートアイの出展は、自動運転化・コネクテッド化が進むモビリティ時代に向けて、車内空間の“人”を中心としたインタフェースの重要性が増すという潮流を背景に位置づけられる。




