警察庁は6日、今年のゴールデンウィーク期間中(4月26日から5月5日)の交通事故死亡者が230人に達し、昨年のゴールデンウィーク期間中よりも6人増加していたことを明らかにした。ただし、事故発生の件数は微減しており、負傷者数も同様に減少していた。
5日午前、山梨県韮崎市の市営葬祭場の駐車場で、駐車したクルマが突然動き出し、これを止めようとした75歳の男性が下敷きになるという事故が起きた。男性は病院に収容されたが、内臓破裂などが原因で死亡している。
5日未明、北海道網走市内の国道39号線で、パトカーに無灯火走行を発見されて逃走中の乗用車が信号中に激突するという事故が起きた。警察ではこのクルマを運転していた19歳の少年が酒気帯びの発覚を恐れて逃走を図ったものとみている。
国土交通省はこのほど、ノンステップバスの標準ガイドラインをまとめた。乗降口の幅やステップの高さ、車椅子の設置スペースなどのほか、握り棒の太さや設置間隔、降車ボタンのデザイン、行き先表示など8項目に標準的な仕様を定めた。
4日午後、山形県尾花沢市の県道で、イベントに参加していた馬車が突然暴走し、駐車中のクルマ数台に衝突するという事故が起きた。警察では乗客の子供が大声を上げた際、馬が興奮して暴走したものとみて、器物損壊などの容疑で調べを進めている。
日本道路公団は6日、ゴールデンウィーク中の渋滞結果を発表した。4月25日−5月5日の11日間で、高速道路の利用台数は1日平均410万台となり、前年同期に比べて2.2%減った。10km以上の渋滞発生回数は152回(前年は218回)、30km以上の渋滞は18回(同21回)となった。
全国軽自動車協会連合会が発表した4月の軽自動車販売台数は、前年同月比5.1%減となり、13万978台となり、2カ月ぶりにマイナスとなった。メーカー別では、スズキとダイハツだけが前年を上回った。軽自動車に参入して1年が経過して初めて前年対比が算出された日産はいきなり大きく落ち込んだ。
日本自動車販売協会連合会が発表した4月の新車登録台数は、前年同月比6.5%減の24万8302台となり、8カ月ぶりにマイナスとなった。これまで、新車販売をけん引してきたスモールカーが息切れしてきたのが主因だ。
石油連盟は25日、硫黄分を10ppm以下にしたサルファフリー自動車燃料を、2005年から供給することが可能との考えを、総合資源エネルギー調査会の小委員会で表明した、と発表した。
「罰金を払うことが嫌なら酒を止めればいい」と警官が諭した際に「止められないから捕まっているんだろうが!」と怒りを露にする人が以前より目立つようになったらしい。警察関係者は「今はある意味で皆が確信犯だ」という。