山梨県警は3日、12月30日から1月3日早朝に掛けて実施した「初日の出暴走取り締まり」の結果を明らかにした。今回は12月31日に首都圏が大雪に見舞われ、高速道路の閉鎖によって河口湖まで到達した暴走族が確認されず、検挙者も激減している。
4日朝、岩手県江刺市内の市道交差点で、乗用車同士が出会い頭に衝突するという事故が起きた。この事故で双方のクルマは大破して路外に転落。一方のクルマに同乗していた13歳の少年が肺挫傷で死亡した。
3日夕方、千葉県成田市内の市道で乗用車が暴走し、近くにある成田山新勝寺に訪れた初詣客の列に突っ込み、15人が重軽傷を負うという事故が起きた。警察ではこのクルマを運転していた44歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。
3日午前、大分県耶馬渓町内の国道212号線で、52歳の男性が運転する乗用車がスリップし、橋の欄干を突き破って約11m下の川に転落する事故が起きた。この事故で運転していた男性と、右後部座席に乗っていた22歳の女性が死亡。他の2人が重傷を負った。
警察庁は2日、2004年の交通事故死者数と事故件数を発表した。速報値によるものだが、死亡者は7358人となり、48年ぶりに7500人を下回った。前年比でも344人のマイナスとなったが、事故件数は増加傾向にあり、こちらは過去最悪を記録する見込み。
12月30日夕方、秋田県大曲市内の秋田自動車道下り線で、凍結路面でスピンしたクルマがガードレールを乗り越え、約11m下の水田に落下するという事故が起きた。しかし、積雪が落下の衝撃を緩和。運転していた36歳女性が軽傷を負っている。
総務省消防庁は12月28日、1月から千葉県の松戸市消防局に配備される「消防救急車」について、これを法規上は「消防車」として扱うことを決めた。また、呼称についてもメーカーが使ってきた「消救車」ではなく、「消防救急車」と正式に決めている。
12月30日未明、茨城県千代田町内の国道6号線で、免許を取得したばかりの18歳少年の運転する乗用車が対向車線側に逸脱し、順走していたRVと正面衝突する事故が起きた。この事故で少年のクルマに同乗していた4人が死亡。双方の運転者が軽傷を負った。
全国軽自動車協会連合会は、2005年の販売目標台数を発表した。2005年の軽自動車の販売目標は、前年比2.2%減の185万台に設定した。マイナス目標を設定するのは珍しい。
12月28日夜、三重県いなべ市で、両親が約12時間に渡ってパチンコをしている際、駐車場に止めたクルマの中に放置されていた生後6カ月の乳児が死亡するという事件が起きた。警察では保護責任者遺棄致死容疑で両親から事情を聞いている。