6日午前、愛知県新城市内の東名高速道路上り線で、トンネル入口付近の壁面に乗用車が衝突する事故が起きた。この事故による通行止めを発端とする渋滞の中でも2件の追突事故が発生しており、約30分の間に2人が死亡、7人が重軽傷を負っている。
6日午前、熊本県玉名市内の市道を走行中の軽乗用車が路外に逸脱。側溝に車輪を落としたまま滑走し、電柱に衝突する事故が起きた。この事故で1人が死亡している。タイヤが側溝に落ちたことから、コントロールが効かなくなったとみられている。
6日朝、神奈川県横浜市鶴見区内にあるJR鶴見線の踏切で、踏切待ちをしていた乗用車の側面に対し、後ろから走ってきた別の乗用車が衝突した。この事故により、61歳の男性が両車の間に挟まれ、全身強打で死亡している。
6日未明、千葉県富里市内の東関東自動車道下り線で、中央車線で停車していた事故車両の近くにいた35歳の男性が、後方から走ってきた大型トラックにはねられて死亡する事故が起きた。警察ではトラックを運転していた男を現行犯逮捕している。
5日夕方、滋賀県米原市内の県道で、道路左側を2列縦隊でランニングしていた女子高校生15人に対し、後ろから走ってきた軽乗用車が突っ込んだ。この事故でクルマに直撃された4人が重軽傷を負っている。
5日深夜、神奈川県川崎市川崎区内の市道で、事件捜査のために路上駐車していたパトカーに対し、後ろから走ってきた乗用車が追突する事故が起きた。双方のクルマは小破。警察ではクルマを運転していた29歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。
5日夕方、群馬県前橋市内で、事件発生の通報を受けて出動し、現場に路上駐車していたパトカーが盗まれる事件が起きた。パトカーは約4km離れた場所で自損事故を起こしており、警察では近くにいた47歳の男を窃盗容疑で逮捕している。
昨年4月、千葉県柏市内の市道に赤信号を無視して進入し、帰宅するために道路を横断していた女子高校生をクルマではねて重軽傷を負わせたとして、殺人未遂と危険運転致傷の罪に問われた43歳の男に対する論告求刑公判が5日、千葉地裁松戸支部で開かれた。検察側は裁判所に対して懲役20年の実刑を求めた。
昨年5月、佐賀県唐津市内で小学5年生の男児をトラックではねた上、事故の発覚を恐れてこの男児を山間部に放置したとして、殺人未遂の罪に問われた54歳の男に対する初公判が5日、佐賀地裁で開かれた。被告は放置の事実を認めたが、殺意は否認している。
オートバイ運転にも危険運転致死傷罪を適用すべきだという遺族の声を受けて、刑法改正が現実のものとなる。