5日深夜、神奈川県川崎市川崎区内の市道で、事件捜査のために路上駐車していたパトカーに対し、後ろから走ってきた乗用車が追突する事故が起きた。双方のクルマは小破。警察ではクルマを運転していた29歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。
神奈川県警・川崎臨港署によると、事故が起きたのは5日の午後11時20分ごろ。川崎市川崎区桜本2丁目付近の市道で、事件捜査のために出動し、同所で路上駐車していた同署・地域課のパトカーに対し、後ろから走ってきた乗用車が追突した。
双方のクルマは衝突によって小破。署員が衝突したクルマを運転していた29歳の男から事情を聞こうとしたところ、男が酒臭いことに気づいてアルコール検知を実施。この結果、酒気帯び相当量のアルコール分を呼気から検出したため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。
男は市内で飲酒して帰宅する途中。「路上駐車していたパトカーの存在に気づくのが遅れた」などと話しているという。