側溝に片輪を落としコントロール不能

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6日午前、熊本県玉名市内の市道を走行中の軽乗用車が路外に逸脱。側溝に車輪を落としたまま滑走し、電柱に衝突する事故が起きた。この事故で1人が死亡している。タイヤが側溝に落ちたことから、コントロールが効かなくなったとみられている。

熊本県警・玉名署によると、事故が起きたのは6日の午前11時30分ごろ。玉名市横島町横島付近の市道を走行していた54歳女性運転の軽乗用車が道路右側に斜行し、そのまま路外に逸脱。右側の車輪を側溝に落とした。クルマはそのまま約10m滑走して電柱に衝突、中破している。

この事故で助手席に同乗していた83歳の女性が負傷。近くの病院に収容されたものの、胸部強打が原因で事故から約1時間後に死亡している。運転していた女性も打撲などの軽傷を負った。

現場は見通しの良い直線区間。クルマは片輪が側溝に落ちたことからハンドル操作ができなくなり、ブレーキも効かない状態になったとみられている。警察では逸脱の原因について運転していた女性から事情を聞いている。

《石田真一》

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